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2005年8月の日記

紙スキー
続けるということ・・
BROCANTE et CAFE Somoan
つくるひと-そのくらし
かわいい生活
紙スキー
紙スキーたって、紙で作ったスキーじゃ無くて、ノートや包み紙、ラベルなどなど・・紙ものが大好きな人のこと・・って、勝手に言ってるだけですが・・

コラージュが好きで、その真似事などしていると、様々な紙が欲しくなって、今はとうとう古いノートや手紙などまで手が出るようになった・・・

で、写真の封筒は、pre de poeleプレドポワルさんで買ったもので。何かに使おうと思いながら、そのまま飾っています。

一つだけでも絵になるのは、なんでかな・・年を経た紙の色合いと、それぞれの癖のある筆跡の文字が、なんとも良いカンジだなァ〜と思います。

ところで、紙スキーと言えば、この前のノートの旅で、初めてオフでお会いした、いまむるさんは、勝手にコラージュ3姉妹なんて名前を付けてお仲間のつもりになってるんですが、そのとき頂いたのが、去年ロンドンにいらした時のイメージでまとめられたミニブックで、コレがホントに素敵なんです。





今日で、HPの片方、picnic chocolate marketはおしまいにされるとかで(蔵書票倶楽部の方は続けられるとかで、ちょっと安心)、いつかレポートに載せようと思っていたミニブックをお披露目です。(一応!?了承済みです)

グラシンペーパー(かな・・)でカバーされた表紙からして素敵なんですが、雰囲気のある写真と、さすが関西人の面白い語り口の文章で、限定本にするには惜しい本です。

私もいつかパリに行った暁には作りたいな・・


2005年8月31日(水)  No.91

続けるということ・・

原宿のZAKKAで開かれている渡辺 道子(アン・リジャ)さんの『なべつかみ展』をどうしても見たくて出かけて来ました。(←左の写真は以前買ったもので今回のものではアリマセン・・)

ZAKKAのスタッフとして働きながら、休日も返上して、約1年余りで700点ものなべつかみを作り上げたとHPで見て、初日に行かなければ手に入らないだろうと思ってはいたのですが、見るだけでもと思ったのでした。

以前の『なべつかみ展』の際には、佐々木美穂さんなど、数人の方の作品が並んでいた廊下に並ぶ様々な四角の布の作品・・・なんだか、とても感動してしまいました。

最近、京都の
TRICO+という素敵なお店のオーナーでイラストレーターのナカムラユキさんが日記で、イラストレーターになりたくて、でもどうしていいかわからなかった頃に、あるアートディレクターに、まず100枚描いてみて、それから持ってきないさい・・と言われて、ちゃんと100枚向き合って描いてないナ・・と思って、描き続ける内に、一つづつ積み重ねるというコトの意味を感じた・・というようなコトを書いてらして、ジンと感じ入りました。

考えているだけではなくて、小さいことからでもいいから、始めてみる・・そして、続けて行く・・

momocafe schoolで、金子先生がいつも、「まず、手を動かしてみなさい・・」と言われていたことも同じこと。


最近、田舎に暮らす義母の体調も心配で行ったり来たりが続き、今まで通りの気ままな生活も変わる時期に来ているようで、チョコッと不安だったりするのですが、momocafe schoolに通ったことで始まった、もの作りの世界は、ちょとづつ、ゆっくりとでも、続けて行くコトで何かが見えて来るのかな・・なんて思っていて、ZAKKAのなべつかみ展で、目に見える形のコツコツを見たかったのでした。

一つ一つが、とてもシンプルで可愛くて、沢山ある中から、この布の組み合わせを選ぶという決断、縫ってアイロンをかけてという細かな作業、それらを毎日続けるということの大きな力を感じて、とても勇気づけられたような気がしました。

モチロン、なべつかみは全部売り切れで、見るだけだった私は、帰りに「サンク」でキッチンクロスを買って物欲を満たしたのでした・・・。

そうそう、zakkaに行く途中で、思いがけず素敵なHPをされている方に出会って、チョコッとお話・・

この方も、気負わず、「好き」を諦めず、ゆったりペースで世界を広げておられる方で、なんだか、二つの素敵な出会いに、力づけられる想いでした。

2005年8月29日(月)  No.90

BROCANTE et CAFE Somoan
7月の日記に書いた『扉をあけて。 小さなギャラリー(一田憲子/主婦と生活社)』に載っていた、国立のお店『Somoan』のカフェが出来たと聞いていたのですが、今日はmomocafe schoolの友達がお手伝いしているということで、ちょうどイイ機会だと、出かけて来ました。

国立駅の南口からほど近いお店の2階への階段を上がると、そこからは別世界・・

白く塗られた壁、アンティークという言葉から来る高価な雰囲気とは違う、朽ちた木の古い家具、天井に取り付けられた錆びたトタンや、使い込まれ何度も水を通されてさらされた布のクロスなどが、独特の雰囲気をかもし出していて、座っていても、ワクワクと落ち着かないコト・・。

予約した日替わりのランチは、懐かしいようなアルミのお盆にセットされていて、野菜中心の体に良さそうなメニュー。

滋味という言葉が浮かぶ、味の深いプチトマトをはじめ、お野菜は近くで作られたものを使われているそうで、香ばしい麦御飯とよくあっていて、美味しかったです。


デザートと、私の大好きな苦味のあるエスプレッソも付いていて、満足のランチでした。

お盆休みの最後あたりになる日のせいか、私がいた時間は、人も少なく、ビールを飲んでは、チョロチョロ、ランチを食べてはウロウロと、食事の合間に、コーナーに置かれたものをアレコレ見てまわって、見つけたのが、↓写真の下の方のノートです。

フランスの古いノートなんですが、数式や図形が書かれているので、理科と言うか物理のノートなんでしょう。

丁寧にインクで書かれ、最後のページまで使われていて、表紙の雰囲気や中のマス目のページの黄ばみ具合など、もう紙スキ〜な私のツボを突きまくりでした。

1ページだけを破って額に入れても素敵なのよ・・なんて教えてもらいましたが、あんなに素敵な場所に置かれていたものを持ち帰ったンだから、ぜひ大事に使ってやりたいと思います。


美術品では無く、普段の生活で使われ、一度は役目を終えたような古いものが、オーナーの独特のセンスで集められ、組み合わされて、新しい魅力を与えられた・・・そんなコトを感じる空間でした。

お話をしていると、こういうものが好きなの!!大好きなのよ!!っていうキラキラしたものを感じるオーナーのケイコさんだからか、古いものがかもし出す暖かな雰囲気のせいなのか、素敵だけれど、緊張することなく、のんびりとすごせました。

また、友達を誘って出かけたいと思いました。



2005年8月17日(水)  No.89

つくるひと-そのくらし


『つくるひと-そのくらし』(赤澤かおり/編・メディアファクトリー)


ものを作る人のアトリエとかお家とか見るのが好きです。

この本は、もの作りをする人のインタビューとお部屋や好きな雑貨などの写真が載った本で、『ダ・ヴィンチ』に連載されていたものをまとめられたものだそうです。

平松洋子・高山なおみ・土器典美・上野朝子・伊藤尚美・根本きこ・中林うい・松長絵菜・小山千夏・野口真紀・たなかれいこ・いがらしろみ・高橋みどり・小澤典代・飛田和緒・伊藤まさこ・RARI YOSHIO・米沢亜衣・猪元典子・かわしまよう子・渡辺有子・下田直子・池水陽子

今、本や雑誌で必ず見る方がたです。

雑貨屋さん、スタイリスト、料理研究家、手芸作家・・・第一線の方達のお仕事のお話はとても興味深いし、愛用の雑貨はどれも素敵だし、写真も素敵です。

高山なおみさんのすり鉢や、上野朝子さんのバーバラ・アイガンのマグ、根本きこさんの琺瑯の入れ物、高橋みどりさんのお茶のセット、小山千夏さんのリボンやひもが入ったガラス瓶や、伊藤まさこさんのアルミのお弁当箱の裁縫セット・・・・

どれも、写真のために作られたのでは無くて、普段から使われているものの持つ味わいが感じられて、いいなぁ・・と思うのです。

小山千夏さんのアトリエの机の写真が素敵だったので、今度はぜひぜひ、色々な方達のアトリエの写真が見たいな・・と思います。

出来れば、引き出しの中とか戸棚の中、本棚や机の細々したものなどなど・・「パリジェンヌたちのアトリエ」の日本版みたいな本が出来ると良いな・・。
2005年8月8日(月)  No.88

かわいい生活


プチスイートなインテリアと雑貨のほん
『かわいい生活』(主婦と生活社)

ここのところ毎月のように出ている主婦と生活社の本ですが、これは、タイトルに惹かれ、写真に惹かれて買いました・・って、もう買ってから一か月以上経つのかな・・日記の更新が遅れに遅れ、サボり癖がついちゃったみたいで、載せたいものがどんどん貯まってます・・。

さて、可愛いでも、カワイイでもなく、ひらかなで「かわいい」・・・それが今の気分なんですね。

目立つ可愛さではなくて、普通なんだけれど、ほっこりとかわいい・・そんなかんじがします。

例えば、「スタイリスト・大橋利枝子さんのほのぼの、かわいい ロシア・東欧スタイル」というページにあるような、ちょっとダサめでかわいいデザインの雑貨達。

「my rooms ちょっとだけSweetが私のルール」で紹介されるお部屋には、古い学校の机の様に、高価では無いけれど、イイカンジに古びた家具が置かれ、甘すぎずカジュアルな可愛い雰囲気をかもしだしています。


誰よりも早く、新しく可愛いものを見つけてゲットするのではなく、じぶんだけのかわいいを見つけ、家で大事に扱う・・ものを可愛がってやる・・ってのが、今の『かわいい生活』じゃないかな・・なんて思いました。

・・・と、程遠い生活をしている故に切実に思いますデス・・

などと言いながら、その舌の根も乾かぬ内に、この本に載っている、キャトルセゾンのカゴを買ってしまったワタクシであります・・

裁縫箱にされたこの丸いカゴは、この前キャトルセゾンに行ったときに、お店に展示されていて、とっても可愛かったのでした・・・「かわいい生活」は程遠い我が家です・・。
2005年8月8日(月)  No.87

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