『小さな発表会をひらこう 展示・ものづくり・はじめの一歩』 (文・石川理恵 写真・金子亜矢子)グラフィック社
モノを作っていると、誰かに見て欲しくなる・・
とは言え、通っている教室の発表会に出る以外に、自分で個展などを開くなんて、考えたこと無かった私です。
でも、momo cafe schoolに通ったり、様々なイベントに出かけて、自分でもなにかやってみたくて、ウズウズしていた。
今、そんな風にウズウズしてる人ってたくさんいるのじゃないかと、思ってます。
で、そんな人に、小さな一歩から始めて、着実に進んでいる人達のことを紹介しているこの本を手に取ってみては・・とお薦めしたくなりました。
絵を描いたり、お菓子を焼いたり、洋服を作ったり、本を作ったり・・様々なタイプの、ものを作る人達の、外に向けて発信していく最初の一歩は、一人一人違っています。
カフェギャラリーで個展をしたり、おうちカフェを開いたり、自宅ショップを始めたり・・
普段は別の仕事をしているひと、介護で途中中断してまた始めた人、進み方も様々だけれど、みんな最初の一歩からちょっとづつ前へ進んでいます。
10組の人達の発表会のある日のレポートは、写真と共に展示のレイアウトも載っているし、後ろには、カフェギャラリーなどの紹介もあるし、とても具体的で、イメージしやすいから、何かしたいと思ってる人には良い刺激になるのではないかな〜と思います。
モチロン、今年はダラダラとモノ作りから離れたままの私にも、ガツンと刺激になってます。
今日は、武蔵小金井のカフェで開かれたイベントで、この本に載っている方達や作品に会って来ました。
ホンの一部ですけれど、写真を・・
遅くに出かけたのですが、初めての個展の写真が、この本の表紙になったchicu+chicuさんの他にも、ユニークな人形を作られているイシイリョウコさんに、ゆっくりお話を伺えました。
お店で可愛いものを見つけて買うのも楽しいけれど、作った人にお話を聞きながらだと、もっと楽しいのです。
生活に寄り添ったような、小さな身近な展覧会が、東京だけでなく、アチコチで開かれたら良いな・・と思いました。
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2008年10月18日(土)
No.246
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