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2008年1月の日記

nico@湯島
カメラの楽しみ
collage calendar
岸辺の唄
気になるドラマが・・
fu-chi 7
2007 Christmas in fusigi..
chicu+chicuさんの初個展2..
テレビッコ!?
癒し・・
Music & Me
初詣
1ヶ月のバリジェンヌ
1×1=2
彼女達の年齢革命
明けまして・・
nico@湯島
昨日は泥縄な息子に合わせて(というか、泥縄ですらないけれど・・)、あまり人のいない湯島天神に行って来ました〜〜

で、一通り済ませてから立ち寄ったのは、去年から行ってみたと思っていて、手帳を今年に代えた時一番にショップカードを移し替えた雑貨屋さんnico。

ココのHPのトップにある、ロシアのおしりの大きなオバちゃんの写真を使ったショップカードが可愛かったのと、このカードがあったロバロバカフェのいのまたさんもお薦めだったので、湯島に行ったらゼヒにと思っていた本末転倒な親・・

迷いに迷って(途中で聞けば良いのに妙に自信があって・・)辿り着いたビルの一階の入り口は、階段の踊り場くらいの大きさで、そこから下へと階段が続き、小さな可愛いお店に続くのです。



お店にあるのは、ブラジルやロシアの、田舎っぽいキッチュでゆる可愛い雑貨の数々。

今回は、アルゼンチンフェアとかで、アルゼンチンのものも沢山ありました。

階段の途中にもぎっしり雑貨が置いてあって、久々にワクワク!!
で、まずは水玉のノートを見つけて、キャ〜〜!!
コレはイケる!! との確信を抱いて、下へ・・

所謂、お洒落な雑貨屋さんには無いような、ラフな雑貨の数々・・
キッチュな色合いと言い、可愛いお値段と言い、昔今で言う雑貨屋さんという名前が無かった頃に、たま〜〜に可愛いお店を見つけた気持ちを思い出しました。



見たこと無い程沢山のマトリョーシカや、ロシアのおばあちゃんのワンピースみたいな下着や、安っぽさが可愛い食器・・

そして、ザラついた紙がいいカンジのノートの数々!!

お店のすみっこにあるカフェコーナーで、たっぷりが嬉しいブラジル珈琲を頂きながら、オーナーとあれこれお話ししていたら、またまた昔呉にあった『檸檬』という素敵なお店で、お店のおねえさんと、とりとめもなくアレコレ話した楽しい時間を思い出しました。

大阪や神戸には、東京には無いような、小さくてどこにも無いようなものが隠れている予感にワクワクするお店があって、良いなァ〜と思ってましたが、そんな気持ちにさせてくれる、ゆるくて可愛いお店でした。


2008年1月30日(水)  No.228

カメラの楽しみ
カメラの楽しみ(柳沢小実/ピエ・ブックス)

柳沢小実さんの、かわいい写真を撮るためのやさしいカメラの本。

天然生活とか、loveカメラとか・・可愛い写真が載った雑誌を見て、私もこんな風に撮りたい!! と、思いつつ、なかなか上手い具合にはいかない・・

同じカップ、同じクロスがあっても、ドコか違う・・まぁ、プロじゃないんだから当たり前ではあるのですが・・・

で、この本は、私が撮りたいと思ってる、雑貨とかちょっとしたインテリアのコーナーとかを、可愛いく撮るための本なのです。

例えば、スタイリストの前田かおりさんによる”雑貨をかわいく撮る楽しみ”

布・手芸用品・食器・動物(の人形)・紙モノ・花・と項目に分けて、構図とかセッティングのポイントなどが写真と共に説明されていて、ナルホド!!

そして、”写真で小物を作る楽しみ”のレッスンの先生は、大好きなles deux(レ・ドゥ)さん。

写真を集めてレースペーパーと組み合わせて作ったポスターや、カードなど、どれも素敵です。

また、料理研究家の桑原奈津子さんは、”料理を美しく撮る楽しみ”。

ポラロイドで写されたパンやお菓子・・
なんと可愛いンでしょう・・

今まで、なんとなく見て可愛いと思っていた写真にも、いろいろルールがあるのだなァ・・・と思いました。

この本をお手本に、このままの構図で写してみたらどうだろう・・とちょっとワクワクしています。

他にも、例えば、静物を構図を変えて6コマ撮るレッスンをすると、どう撮れば被写体を最大限いかせるか吟味することを学べる・・という所では、6種類の構図で雑貨が撮ってあって、小さな雑貨一つでも、表せる世界は違うンだな・・と判ります。


カメラを向けて写真を撮るということは、モノと向き合うということ。

それは、私が好きだと思って集めて来た雑貨や、日々の生活と丁寧に向き合う一つの手段だな・・なんて思いました。



2008年1月26日(土)  No.227

collage calendar

今年飾る用に買った、井上陽子さんのコラージュカレンダーです。





去年、チョメやchicu+chicuさんと出かけたギャラリーit'sの”数字展 NUMBER”で予約したものです。



モノトーンの中に押さえた赤が効いていて、とても素敵です。
毎日見ていたら、この絶妙なバランスが勉強出来るかなァ・・と思ってます。

初めて井上さんの作品を見たのは、2005年10月2日のzakka diaryに書いていた、麻布十番のhigh-kyoで開かれていた個展でした。

それ以来、ずっとファンなのですが、最近は、本の表紙など手がけられていたり、『ku:nel』に載ってらしたり・・などなど、あちこちで活躍されていて、目にする機会も増えて来て、嬉しいです。

雑然とした我が家なのですが、どうにか、パソコンの机のところの壁に飾って毎日見えるようにしています。




そうそう、去年出かけた数字展は、今広島のCEROというギャラリーで開催されているようです。

素敵な個展なので、いかがでしょう!! ??



2008年1月24日(木)  No.226

岸辺の唄
岸辺の唄(今市子/集英社)

大好きな作家今市子さんの、オリエンタルな雰囲気のファンタジー作品。

時代も場所も不明な星・・

そこは、水がたいそう貴重なもので、一杯の水を巡って、争いも起これば、死ぬ人もいるような世界。

水乞いに河伯の住むという湖まで一人で旅立つ儀式もあり、それは、かなうと実際にその町まで河が出来て、水が与えられる・・神様のような存在があって、実際に力を持つ世界。

そして、人間ではない、鬼人と言われる存在がいて、人を襲って食べたりするかと思えば、市場でモノを売っていたり、普通に人と暮らしていたり・・

繊細な絵と、最後まで読んでようやく判るようなストーリー(細かな所は何度か目にようやく気がついたりします・・私は・・)、『百鬼夜行抄』も大好きだけれど、この不思議な世界の話も好きです。

今までにシリーズが3冊出ていますが、ゆっくりペースなので、新しいのを買ったら、また最初から読んだりして、そして、毎回新鮮に感じます。(って、私が忘れ過ぎ・・!?)

毎回思うのは、一杯の水がなんと美しく美味しそうに見えることだろうということ・・

ところで、買ってから随分立つこの本を今日の日記に書こうと思ったのは、実はウチのマンションが朝から夕方まで断水だから・・

トイレの水を風呂桶に溜めておいたり、大きな鍋に浄水器からの水を溜めたり・・

長崎でも台風の後の断水を経験してるし、宝塚での地震後の断水(コレは幸いにして短かったけれど)を経験してはいるけれど、改めて、食事やトイレの水洗だけでなく、水を使ってることに気がつきます。

包丁を使えば、洗わなければだし、食器を洗うのは置いておいても、トマト一つ食べるには洗わなきゃだし、手も洗うし・・

いつも水をジャアジャアと流しながら、野菜を洗ったり、手を洗ったりしてるから、溜め水で洗ったり濯いだりするのが、新鮮です。

って、ちょっと前の日本では当たり前なんですが・・

そういえば、この前の新聞で、ヨーロッパとか、洗剤で洗った(薄めた洗剤の中で溜め洗い)食器を水で濯がないで、そのまま乾かすところが結構あるってのを読みました。

乾燥した食事を乗せるから、残留の洗剤を気にしないとか、水がもったいないとか・・なんとか・・

煮物とか汁ものが多いアジアは、やはり流す所が多いように書いてあったような・・

妙な所だけ神経質な私なんて、きっと平均的日本人の2倍は多く流してると思います。

使わなくて良いものにまで洗剤を使っているし・・

ちょっとエコな気持ちになっております。





2008年1月23日(水)  No.225

気になるドラマが・・
写真は、大好きなB.Klibanのマグカップ。
B.Klibanのイラストは、大学時代にアメリカに行った時に見つけたイラスト集が最初で、ソレ以来、デブでかわいげの無さそうなこの猫達のとりこなのです。

ずっと昔、シーツがあったのだけれど、買わなかった(買えなかった・・)のが今でも残念な物欲の女でアリマス・・

で、B.Klibanの猫話は、またその内・・

今日は、テレビッコ(テレビオバさん!! )のワタクシが、この冬気になるドラマのことを・・

先週から、新しいドラマが始まっていますが、まずは、金曜深夜、大好きなクドカンの『未来講師めぐる』
コレは、録画してる安心感と、眠いのでイマイチちゃんと見てないので何とも言えないのですが、今までも、外れ無しなので、新しい深キョンに期待です。

で、翌日、土曜の『1ポンドの福音』

原作は、高橋留美子さんってコトもあり、期待していたのですが、面白い!!

『野ブタ。をプロデュース』で好きになった亀梨君ですが、ソレ以降のドラマは私的にはイマイチで、見てませんでしたが、コメディタッチのこのドラマは面白いし、減量が苦手な情けないボクサー役をイキイキ演じてます。

そして、見ていて凄いなと思ったのが脇役の人々の充実度!!

まずは、小林聡美・もたいまさこ・光石研の『めがね』トリオ。
で、光石さんと言えば、『時効警察』だけれど、そのなかで、独特の存在感のサネイエの江口のりこさん・・またもや、居るだけで妙な質感の(とかげのような・・と言うと失礼かしら・・誉めてるんだけれど・・)存在感です。

で、『ちりとてちん』では、草々のライバル噺家の、土佐屋尊建役の波岡一喜さんは、『ちりとてちん』が初めてだけれど、印象的だったので、見たとたんにオオ〜尊建ダァ〜なんて嬉しかったです。

好きなドラマで出ていた人が見つかると嬉しいものですね・・

で、好きなドラマと言えば、クドカンなんだけれど、クドカンの『吾輩は主婦である』の夜しずか先生役の、クドカン似の俳優さん、高橋一生さんも出ているし、クドカンドラマには欠かせない、ウッチーこと、岡田義徳さんも!!

なんてゴージャス!! って思いました。
いくら、キャストが素敵でもイマイチなものはあるけれど、このドラマは、気軽に楽しめて私は好きです。

で、今週も見ようと思っていたら、強敵出現!!

NHKの土曜ドラマ『フルスイング』

イチローや落合も教えていた、打撃コーチの高畠導宏さんというかたの、実話なのですが、30年にわたり打撃コーチをしていたのに、58で高校教師になられ、翌年は癌で亡くなられたらしいのですが、常に本気の熱き人、そして、優しさ溢れる方だったみたいで、HPを見てるだけでウルウル・・

ぜひとも見たいドラマです。

しかし、同じ時間にやっていて悩みますねェ・・多分、コチラを録画で決まりかな・・




2008年1月14日(月)  No.224

fu-chi 7
fu-chi  (フウチ...7/アノニマ・スタジオ)

フウチは、薄い雑誌で、年2回の発行だそうで,7冊目なんだけれど、前の6冊と、ドコと言えないけれど、変わった!!

単に私の好きなものが載っていただけなのかもしれないんだけれど、最近なるべく雑誌を買わないようにしようと思っているのに、手に取ったらどうしても欲しくて買ってしまったのでした。

まずは、『土の仕事 それぞれのバランス』は、私の好きな大村剛さんを始め、石原稔久さん、岩田啓介さん、恩塚正二さんのアトリエと、インタビューがまとめられているのですが、作品のバランスと、モノ作りと生活のバランス・・その二つをイメージしながらのお話しは、最近私が思っている自分自身のモノ作りと生活というコトとリンクしていて、興味深く読めました。

そして、その次はいつか行ってみたい『四月の魚』とその周りのお店など・・

小さな田舎の町にポツンポツンと素敵なお店がある吉井の町が、丁寧に紹介されています。
いつか行くときは、この本を持って行こう!!

そして、その次のページは、大好きな内藤三重子さんのエッセイ『もの作りの種をまく』

ずっともの作りをして来た内藤さんの、厳しくも真摯な言葉はとても刺激になります。
コレからが楽しみです。

沖潤子さんという方の布の作品。

なんて言うのか、アフリカのアートにも似た(なんてよく知りはしませんが・・)、パワーのあるパッチワークの作品は、一目で惹き付けられました。

56ページの薄い冊子の中に、こんなにも魅力的でドコの雑誌でも見たことの無いものが詰め込まれていたら、買わずにはいられません。

その他のページも充実の一冊。

この次の号が、楽しみです。
2008年1月12日(土)  No.223

2007 Christmas in fusigisya
2007年は、不思議舍さんのクリスマスイベントで締めくくりでした。

20年続いて来た自宅ショップは、ただそれだけでも凄いと思いますが、タグの無料ワークショプをした一日だけでも、ひっきりなしにお客様が訪れ、楽しそうにお買い物をしたり、お話ししたり・・

リラックスした雰囲気の中で、様々な素敵なもの可愛いものが飾ってあって、こんなお店が近くにあったら、入り浸っているだろうなァ・・なんて羨ましいというか、こんなお店をしてみたいと憧れてしまいました。

私の豆本やカードなども、お部屋のアチコチに素敵な雑貨とともに飾ってもらっていて、嬉しかったのでした。

なので、写真も手当り次第に沢山撮ってしまいました。







連れて行ったyumi2も飾らせてもらったり、ツリーにはタグを飾ってみたり・・
ゴチャついた我が家では出来ないことをアレコレさせていただきました。



そして、ワークショップも、みなさん楽しそうに参加していただけました。
小さなお子さんも、お母さんに少しだけ手伝ってもらって作ってくれて、私も大満足でありました。





2008年1月11日(金)  No.222

chicu+chicuさんの初個展2007
chicu+chicuさんの初個展が、2007年の11月の終わりに開かれました。

ぜひとも初日に伺いたかったので、MERRY CAT'S STOREが終わってすぐに広島から帰って出かけてきましたが、なかなか写真の整理が出来なくて、年が明けてからのご紹介です・・

自宅ショップや数々のイベントを企画しておられるchicu+chicuさんだけれど、個展は初めてということで、その計画を折にふれ伺う度に、どんどん期待が膨らんでいました。

場所は、Lampさんという埼玉のおしゃれな自宅ショップが新たに素敵なスペースとして生まれ変わった『yuzuri』

静かな住宅街の一角に、ココは外国??な一角があって、建物の中ではシンプルでお洒落なchicu+chicuワールドが広がっていました。




天井が高くて、教会のようなイメージの白い建物の中に、洋服や古道具はモチロン、紙を使ったコラージュや、chicu+chicuプロデュースの織ったマフラーや帽子、キャンドルのオブジェなどなど・・どこを見ても素敵な世界でした。



chicu+chicuさんのお客様とは、イベントでも知り合ってる方が多いし、オープニングパーティーも和やかな雰囲気で、人との繋がりを大事にして来たchicu+chicuさんらしい、お洒落だけれど暖かなイベントでした。

この個展は、春には、福島の素敵な場所に巡回するとか・・

どんなになるのか・・とても楽しみです。

2008年1月10日(木)  No.221

テレビッコ!?
写真は、去年不思議舍さんのクリスマスイベントに参加させていただいた時に連れて行った、yumi2の写真。

この写真では判りにくいのですが、素敵な空間でウチにいるよりもいいカンジでした。

自宅ショップの草分け的な不思議舍さんでは、豆本やカードなど置かせていただいて、タグのワンデイワークショップも開いて、一日楽しく過ごしました。

その時の様子は、またちゃんとレポートする予定なのですが、今日は、その昔から大好きなTVのことなど・・

夏はどうしてもってドラマが無かった代わりに、秋には大好きな『相棒』の新シーズンが始まり、『トリック』など面白いドラマを出したテレビ朝日の金曜の深夜帯のドラマ、『モップガール』が面白く、ピン子は好きじゃないのに、ハマってしまった『ジョシデカ』は、マジにハマって、ピン子の印象まで良くなったり、パクさんの日本語カワイイ〜〜なんて、オバさんド真ん中なことを思ったりなんだり・・そして、待ってました!! の『SP』はマジで面白く、コレは映画化しか無いです〜〜とかなんとか、充実したテレビライフなんですが、意外や意外にハマってるのが、NHKの朝ドラ『ちりとてちん』

私は、朝は『めざましテレビ』から『特ダネ』へ・・ってカンジで、今まで朝ドラは、原作者の田辺聖子さんが好きな『芋たこなんきん』くらいしか見てなかったんですが、お隣さんに絶対におもしろから見てくれといわれて見始めたら、ハマるハマる!!

ちょっとしたことで、すぐにへこたれる、後ろ向きになる、ヘタレな女の子和田喜代美が主人公で、このコが、様々なことがあって、女落語家になって行く・・話ではあるのですが、明るく前向きな今までの主人公像とは180度違う後ろ向きな性格故、エエ〜〜ココで頑張らないの??なんてシーンもいっぱいなのですが、それがまた、リアルというかなんというか・・

このドラマに付いて話しだしたら止まらない・・

脇役一人に至るまで、細やかに深い描き方をされているし、かといって、ダラダラ長く描いてる訳じゃなくて、もったいないくらいに、話はズバズバ進んでいくし、去年は年末に至るまで、毎週末は、テレビの前でウルウル涙が出てくるし、かといって、安っぽい泣かせ方をしてるんじゃ無いし・・・

今まで、あまり興味の無かった母親役の和久井映見さんのファンに成る程高感度アップだし・・

もちろん、ヘタレな主人公を、いやみなく、可愛く面白く演じる貫地谷しほりちゃんは、天才だと思います〜本当に上手いです。

そして、和田家の人々は、和久井映見のおかあちゃんだけでなく、強面の松重豊のおとうちゃん、フーテンの寅さんみたいな叔父さんの京本政樹、妙に落ち着いた弟クンに、元芸者というのにピッタリな江波杏子おばあちゃん・・もうみんなキャラがたっていて、にぎやかでおかしくて・・

イエイエ、和田家の人々だけでなく、その周りのご近所さん達も、喜代美が弟子入りした師匠の渡瀬恒彦さんを始め、4人の兄弟子達も!! とにかく、出て来る人に誰一人として、捨て駒のような、書割りのような、いい加減な扱いな人は一人もいない辺り、タイプは違うけれど、クドカンのドラマの完成度にひけを取らないと思うのです。

アア・・話し始めると終わらないですが・・もしも、朝ドラなんて・・って、今まで見てなかった人、クドカンのドラマとか、木皿さんのドラマとか好きな方だったら、タイプは違うけれど、きっと好きになるんじゃないかなァ・・と、大お薦めです。

今朝の朝日新聞に『時計代わりにならないドラマ』なんて、誉めて書いてあったので、とても嬉しかったです。

そして、この朝ドラマを見て、おーゆみこさんという方が書かれた丁寧なあらすじと、評のサイトを見て、二度楽しむのが、ここのところの毎日の楽しみです。

この方の感想というか評は、私がドラマを見てなんとなく思ったことを的確な表現で書かれていて、ドラマを何倍にも味わい深く面白くしてくれて、ぜひともお薦めでアリマス!!




2008年1月9日(水)  No.220

癒し・・
今日は、息子が買った新しい無線LANの設定がうまくいかず、アチコチ、サポートに電話したり、電話が通じなかったりなんだりかんだり・・で、もうエネルギーが全て吸い取られたくらいに疲労困憊してしまいました〜〜

なんて言うのか、こういう作業って、苦手なせいなのでしょうが、うまく行かなかったせいか、疲れだけが残ります。

洗濯する、料理する、雑草を抜くなどなど、なんかアナログなものの方が、疲労の質が良いような気がします。

で、そんな疲れた一日の終わりには、何度も見てる漫画などで癒します。

この三冊は、新しいものが出たら必ず買ってるもの。

団地ともお/ 小田 扉/ 小学館
よつばと!/ あずまきよひこ /メディアワークス
オトメン(乙男)/菅野 文/ 白泉社

この中で、『よつばと!』は、去年の2月の日記に載せてますが、ただ今7巻まで出ていて、もう何度も何度も読んでるお気に入りです。

『団地ともお』は、勉強がダメで、ナマケモノで、アホでイジキタナイ・・ちょっと昔ならそこココにたくさんいただろう、元気でアホな小学生男子のともおと、それを取り巻く団地の人々や友達たちの、お話し・・と書くと、普通なカンジなんだけれど、時々蜘蛛やみみずが主人公なシュールな話や、不思議な話が、普通な日々と同列で描かれていて、なんとも味わい深い面白い作品なんです。

漫画好きな人にはお薦めだけれど、ちょっと古っぽい絵が苦手な人はダメかなァ・・

あんまり良いとこなさそうなともおだけれど、時折見せる、深い思いやりに満ちたところが、ジンときます。

そして、いかにも少女漫画な、『オトメン』は、ようやく4巻が出た所だけれど、とても勢いが出て来た作品。

剣道部の主将で、ハンサムでカッコいい正宗飛鳥は、傍目には男前なんだけれど、心はオトメで、手芸・料理・家事などなど、なんでもコナす、オトメンなのです。

飛鳥の好きな、武芸全般が得意な、でも家事全般は壊滅的にダメな女の子や、彼を女の子に置き換えて漫画のモデルにしてる学生で漫画家の男友達(でもみんなには秘密)など、様々なキャラが個性的でノリが良い漫画です。

疲れた日は(いや、そうじゃない日も)こんな肩の凝らない漫画をダラ〜と読みながら眠りにつくのでアリマシタ・・(学生時代と変わってないナァ・・)

2008年1月8日(火)  No.219

Music & Me
アマゾンで年末に注文していた、原田知世さんのアルバム『 Music & Me』

初回限定のオマケDVDが付いているものが、横浜のCDショップで探したらもう無かったンですが、アマゾンで注文したら付いていた。

お値段は安くなってるし、う〜〜ん、小売店頑張って欲しいと思いつつ、ついアマゾンで買ってしまいます。

私はあまりCDを買うことは無いのですが、知世ちゃんのは、声も気持ち良くて、前に買ったものもよく聞いてます。

今回のCDには、大好きなシンシアも、ボサノバ調にアレンジされた時をかける少女もあって、やっぱり買ってよかったです。

そして、DVDのスタイリストが、大森l佑子(Yoko Omori)さんで、とても素敵。

今も清潔感に溢れる彼女のまとう独特の空気は、どこから来るのでしょうね・・やはり、中身なんでしょうね・・

竹中直人監督の『サヨナラCOLOR』でもそうでしたが、男の人が、男の子の部分で憧れる永遠の少女ってカンジがします。

2008年1月7日(月)  No.218

初詣
今日は、遅ればせながら初詣に出かけて来ました。

久々の関東でのお正月だったので、人が多くても有名な所・・と思っていて、川崎大師は以前行ったことがあったので、鎌倉の鶴岡八幡宮に出かけることにしました。

ちょっと曇り空で、昨日と違って冷えるとの予報ゆえ、スパッツだ、タイツだと、何枚も重ね着して出かけたせいか、風が無かったせいか、歩いているとちょっと暑いくらいでした。(着膨れですネ・・)

人は、いつもよりもちょっと多いかな・・くらいの混みようで、ちょうど良い具合でした。

まぁ、押し合いへし合いのお参りもそれらしくて良いンですけれどね・・

で、お昼は、cafe vivement dimancheでオムライスと珈琲を・・
イワタコーヒー店の分厚いホットケーキも食べたかったンですが、今日は我慢でした。


珈琲に付いて来た可愛いお砂糖はお持ち帰りです。




前から気になっていた、鎌倉の『豊島屋』本店限定のキーホルダー鳩三郎も、ディモンシュのコーヒー豆シールも手に入れて、プチ物欲を発揮して、相変わらずな年の初めでありました。
2008年1月7日(月)  No.217

1ヶ月のバリジェンヌ





1ヶ月のバリジェンヌ/平澤まりこ(主婦と生活社)

イラストレーターの平澤まりこさんが、パリで暮らした約1ヶ月の記録が、まるで本当のノートをのぞいてるような装丁で作られた一冊。


リング綴じの本に弱い私は、その外見でもうノックアウトでアリマシタ。

中身はといえば、自転車で街を廻ったり、お料理したりだけではなくて、型押し職人さんに弟子入りして習ったり、アーティストのパーティーに出かけたり、さすがイラストレーターの平澤さんらしい、充実ぶりで、楽しい。

そして、何より、日記に添えられた、イラストやコラージュがなんとも可愛くて素敵なんです。



ノート好き、コラージュ好きは必見の一冊です。(モチロン、パリの好きな方にも!! )

この平澤さんの本のイベントが、去年は那須のcafe shozo や、湘南のhacoで開かれていたのですが、残念ながら行けなかった・・

今度は、青山のオルネドフォイユであるそうなので、ゼヒ行ってみたいです。

2008年1月6日(日)  No.216

1×1=2
1×1=2 二人の仕事/澄 敬一×松澤 紀美子(株式会社 ラトルズ)

麻生十番にあった、『petit cul』(プティ・キュ)は、一度行って、とても素敵な空間で、もう一度・・と思って出かけた時には、もう無かった・・

その後、偶然、新しい場所を知って、何度か出かけ、入る時に、「どこで聞かれました?」なんて、言われるから、きっと広く誰にでも開かれる空間にはしたくないんだなァ・・と感じました。

原宿のZakkaとは、また違う緊張感を感じる空間・・でも、どこにも無い雰囲気は、ちょっと不便なその場所に時々出かけてみたいな・・と思わせるものでもありました。

この本の表紙を本屋で見つけた時、アッ、きっとプティキュのコトだ!! って感じました。

そして、本の最初を読んで驚いたのは、プティキュの松澤さんと、結婚されてこの新しい場所を作られたのが、池尻大橋にあった『push me pull you』(プッシュ・ミー・プル・ユー)をされていた澄敬一さんという方だということ。

この場所の名前は、以前雑誌で見かけて、一度行ってみたいものだ・・と思っていた場所でした。(これまた、入るのが躊躇われるような、緊張感溢れる雰囲気だったのではありますが・・)

ナルホド・・この二人の作り出した空間が、あの空間だったのね・・と納得。

中は、二人の作り出したものや、空間の写真と、解説。

モノと真摯につきあってる二人の世界は、私には遠いものではありますが、新しくモノを手に入れるのではなくて、今まで集めたものを見直したいと思いつつある私の憧れの世界でもあります。

生活の中で目に入るシーンを美的に高めたい・・そんな言葉が浮かびます。

さて、この空間はカフェとしてはもう開かれて無いそうです。
また、目にする機会があるかどうか・・
なので、この本をじっくり見返すのを楽しみにしたいと思います。

2008年1月5日(土)  No.215

彼女達の年齢革命
『彼女達の年齢革命』(一田憲子/主婦と生活社)

大好きな一田さんの本が年末に出ていました。
題名だけ見ると、今頃はやりの、美肌とかのアンチエイジング美容術の本みたいでもありますが、40歳から56歳まで、様々な年齢、職業の女性にインタビューして、様々な出来事を経て美しさをみせる彼女達の理由に迫っています。

10人の中で、私が知っていたのは、グラフィック工芸家の井上由季子さんと、スタイリストの高橋みどりさん、刺しゅう家の大塚あや子さんだけでしたが、どの方の話にも、どんどん引き込まれていきます。

その年齢になるまでには、そして、そのお仕事を続けているうちには、色々な出来事があって、それを乗り越えて来た道は、それぞれ違っているのだけれど、どの方も、別に何にも負けない強い力があって軽々と乗り越えて来た訳では無くて、その時々に、悩んだり泣いたり・・でも、その経験を超えて、奥行きが増し、美しく眩しく見える。

最後に一田さんが書いておられるように、読んでいると、人生って凄い、年を重ねるって素晴らしいって、本当に思えました。


それは、10人の方たちが素晴らしいのだけれど、同時に、一田憲子さんという人の、力だと思いました。

この本の中で、とても印象に残った所が二つありました。


一つは、一田さんが、仕事をバリバリやっている時、暮らし回りの記事を書いていながら、日々の暮らしを大事にしていない自分に気がついて、変えようと思ったってところ。

私も、この年になってようやくというか、遅過ぎるのではありますが、去年思ったのは、自分が本当にしたいのは、生活をしながら、モノを作ること。
モノを作るために、生活を犠牲にしないっていうこと・・(私の場合は、あまりにいい加減でしたので・・・)

最近ことさら、そういうことを思い始めたから、この一田さんの文章を読んで、そうか、だから、私は一田さんの作る本が、書く文章が、好きなのだな・・と、思ったのでした。


そして、もう一つは、『「女は年をとればとるほど美しくなる」の代わりに、「年をとればとるほど優しくなる」という説が正しければいいと思う』という、一節。


コレは、年をとれば、自信を持って、間違ってることを間違ってるとハッキリ言うことも出来るけれど、相手の背景を思う想像力を経験から培っていれば、優しくなれるのではないか・・ということ。

ウンウン・・そうですよね。

美しく老いるっていうのは、そういうことですよね。と、思いました。

そう、こんな一田さんだからこそ、あの素敵な本の数々なのだな〜

今年も、彼女の作る本が楽しみです。



2008年1月4日(金)  No.214

明けまして・・
おめでとうゴザイマス〜

今年は、久しぶりに川崎で年末年始を過ごしております。
が、年末、風邪をひいてしまって、大掃除の予定だったのに、年を越してしまいました。

ようやく、31日に買い出しに出かけて、買い込んだもので、どうにかお正月を迎えることが出来ました。

毎年のように、田舎に帰っていたので、自分でお節を作ったり、準備したことがほとんどないので、主婦歴だけは長いのに、何をして良いやら判りません。
いわば、今年が主婦一年生ってカンジでしょうか・・

で、判ったのは、(って言う程ではありませんが)お節は究極のコールドディッシュってこと・・

何もしないで、ただお重を並べるだけで御馳走になるっていうのは、良いですね。

ただ、その昔には御馳走でも、肉の無い料理は御馳走では無い!! という、我が家ではちょっと工夫が必要みたいです。

お花も、たまたまあった、萬両をどうにか買って来て、ベトナムのアイスケーキ型に飾ってみましたが、これまた、白や赤のチューリップとか、工夫の仕様がありそうです。

楽しみにしていた(していたんです・・)紅白はその間も炒り鶏作っていたりして、とびとびで見たせいか、イマイチ・・それよりも、その後の、ジャニーズカウントダウンの方が、会場の熱気も、出てくるメンバーも華やかで、楽しかったです。

昔は、レコード大賞、紅白歌合戦から、お正月の隠し芸大会など、いつもと違う盛り上がりのTVも楽しかったし、どこかキリリとした家の空気も、祖父毋の家で集るお正月の宴会も、いつもと違う感が高まってましたが、なんか、一日違いで、年末と年始って、違いがあまり感じられないのは、年のせいなのか、特別感が無い生活のせいなのか・・・

とは言え、新しい一年と思うと、何か頑張ろう〜〜なんて気にもなります。

今年は、zakka diaryの更新をもうちょっと頑張ろうって思いますです。

どうぞ、今年もよろしくお願いいたします〜!!
2008年1月4日(金)  No.213

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