カメラの楽しみ(柳沢小実/ピエ・ブックス)
柳沢小実さんの、かわいい写真を撮るためのやさしいカメラの本。
天然生活とか、loveカメラとか・・可愛い写真が載った雑誌を見て、私もこんな風に撮りたい!! と、思いつつ、なかなか上手い具合にはいかない・・
同じカップ、同じクロスがあっても、ドコか違う・・まぁ、プロじゃないんだから当たり前ではあるのですが・・・
で、この本は、私が撮りたいと思ってる、雑貨とかちょっとしたインテリアのコーナーとかを、可愛いく撮るための本なのです。
例えば、スタイリストの前田かおりさんによる”雑貨をかわいく撮る楽しみ”
布・手芸用品・食器・動物(の人形)・紙モノ・花・と項目に分けて、構図とかセッティングのポイントなどが写真と共に説明されていて、ナルホド!!
そして、”写真で小物を作る楽しみ”のレッスンの先生は、大好きなles deux(レ・ドゥ)さん。
写真を集めてレースペーパーと組み合わせて作ったポスターや、カードなど、どれも素敵です。
また、料理研究家の桑原奈津子さんは、”料理を美しく撮る楽しみ”。
ポラロイドで写されたパンやお菓子・・ なんと可愛いンでしょう・・
今まで、なんとなく見て可愛いと思っていた写真にも、いろいろルールがあるのだなァ・・・と思いました。
この本をお手本に、このままの構図で写してみたらどうだろう・・とちょっとワクワクしています。
他にも、例えば、静物を構図を変えて6コマ撮るレッスンをすると、どう撮れば被写体を最大限いかせるか吟味することを学べる・・という所では、6種類の構図で雑貨が撮ってあって、小さな雑貨一つでも、表せる世界は違うンだな・・と判ります。
カメラを向けて写真を撮るということは、モノと向き合うということ。
それは、私が好きだと思って集めて来た雑貨や、日々の生活と丁寧に向き合う一つの手段だな・・なんて思いました。
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2008年1月26日(土)
No.227
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