久々のお出かけ、チョメと前川秀樹さんのアトリエ”バト−ルビジノ”に行って来ました。
初めての常磐線で神立駅へ・・そこからHPに載せられた情報を元に畑が広がる中タクシーで・・ ところが、普段は農作業の休憩所に使われているくらいの農機具小屋・・すぐ近くまで行っていたのに見つけられず、迷ってしまいました・・が、このくらいで行けるはずだからこれ以上は料金はイイよ・・って言ってくれた運転手さんや、途中のお家の方や、そこへたまたま通りかかった郵便屋さんを巻き込んでどうにかこうにか辿り着いたのでアリマシタ・・
皆さん、ワケの判らないオバサン二人に快くつきあって下さって、う〜〜ん、やっぱり広々とした風景と同様、人の心も広いんだなァ・・と嬉しかったのでした。
そして辿り着いた”バト−ルビジノ”は、前川さんの可愛い笑顔とともに現れたのでしたが、なんて言うんでしょう・・シンプルな木の壁と窓枠やドアに塗られたペンキの色使い・・
お洒落だけれど、この田舎の風景にもぴったりマッチしていて素敵なんです。
中に入ると、前川さんと奥様の作品があちらコチラに飾られていて、そして、カウンターやら椅子やテーブルも前川さん作だから、とても素敵で・・
ドコを見て良いやら落ち着かない・・
木陰は涼しいですよと言われて、奥様手づくりのパンとラタトイユのセットとジンジャーエールを持って、外のテーブルへ・・
なんだか、気分はフランスの片田舎ってカンジなんです。
同じ田舎でも、私が帰る夫の実家とはドコか違う・・ マァ、インテリアから何から違いはするのですが、ソレ以外に、そこら中に松の木がある夫の実家と違い、トトロに出て来るような大きな大きな木があるコトや、広島と違って、すぐそこに山が見えないコト・・などなど、のほ〜〜んと考えたのでした。
都会の個展と違って、こののんびり加減が、なんとも良いなァ・・と思いましたし、コンクリートのシンプルなギャラリーの空間にもマッチした前川さんの作品が、この自然の中でも、しっかりとけ込んで、田舎の風景をひと味違ったものにしているのがさすがと思いました。
コレからの住まいの形の一つの理想があると感じました。
ルビジノのオープンは、コレからも計画されているようなので機会があったらまた行ってみたいです。
そうそう、一緒に行ったチョメが素敵な作品をゲットしました。 チョメのHPの『熊谷にて』でその内お披露目されるでしょうから、ぜひ注目!!
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2007年8月6日(月)
No.208
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