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2005年4月の日記

ナタリー・レテさん
IMAGE CAKE
Tapies・・collage好き必..
ナタリー・レテさん
チャルカトーキョー大博覧..
ステッチ idees
とっておきの雑貨と出会え..
コラージュ カード
佐野繁次郎とパピエ・コレ
ナタリー・レテさん


今日・明日と、銀座の「プランタン銀座」別館のウインドペインティングをされるということなので、お天気も良いし、明日だと人も多いかな・・と、急きょ今日行って来ました〜〜。

2時過ぎに着いたら、もうレテさんはショーウインドウの中で、どんどんイラストを描いておられました。

反対からなので、さぞや描きにくいンでは・・なんて思うけれど、とても早くて、どんどんと絵が出来上がっていくのでした。

まん中のドアをはさんで二つあるウインドウに、素敵なナタリーレテワールドが築かれて行きました。

通りかかる人たちも立ち止まり、そして、私のようなファンがじっと見つめたり、写真を撮ったりする中、ホントにもくもくと作品を仕上げて行かれる姿は、とってもカッコヨクて、見とれてました。

そして、3時過ぎ頃から、ノートや本を買った人用にサインをして下さるということで、妹にと思って並んでみました。

ノートのページに、またまた素敵なイラスト付きで、もうプレゼントなんてしたく無いくらい素敵でした。

他の方にも、何が猫か犬か(多分そんなカンジ・・)良い??とか、帽子をかぶっている方のイラストには、同じような帽子をかぶったコにしたり・・・と、とても気さくで、優しいレテさんでした。

2005年4月28日(木)  No.58

IMAGE CAKE
ケーキは、嫌いと言う訳では無いのですが、ラーメンや餃子なんかに比べると、イマイチどうしても食べたいってわけでは無く、私の別腹は、もっぱら麺類や御飯類に限られているんだなァ・・と思うのです。

そんな私が敢えて食べたいっていう場合は、缶詰めなんかのジャケ買いと同じく、可愛いとか、面白いとかの、見た目と言うかイベント性・・なのかな・・と思うのです。

で、今回、原美術館のタピエス展でぜひともカフェで食べてみたいと思っていたのが、イメージケーキというもので、展覧会会期のみの限定メニューで、展示室のアートからイメージされたケーキが出て来ると言うもの・・コレは無理をしてでも、ダイエット中でも食べねば〜〜!!であります。

庭園を見渡せるテーブルで、まずはスパゲティを食べて、トライ!!

抽象的な作品からどんなケーキかなって思っていたのでしたが、展示を見たら成る程〜のものでした。

本当は写真を載せようと思っていたけれども、コレから行かれる方で、ケーキにトライって方の楽しみを奪うようなので、会期が終わってから載せようと思います。

それまでは、その名の通り、イメージしてみて下さいね。

ってことで、会期が終わったので載せておきます。
タピエス展のIMAGE CAKEです。




原美術館のHPのカフェのページの、イメージケーキと言う所には、今までにあったケーキがいくつか紹介されていて、私はフリーダカーロのが、可愛くて好きです。

スパゲティも、ニンニクがきいた、フレッシュトマトとアンチョビのパスタはとっても美味しかったです。

水曜日のシャンパンイブニング(原美術館は普段は11:00am〜5:00pmと早く終わるのに、水曜日だけ8:00pmと遅くまで開いているのです-定休日など詳しくはHPを御覧下さいね!!))と、週末限定のガーデンバスケット(プチオードブルにワインが付いてる!!2人用)に興味シンシンです。

なんか、外国にあるような、しゃれた美術館だな〜と思います。
というか、あまり美術館知らないから、最近の美術館ってこんな風に、色々工夫がされているのでしょうかしらね。

2005年4月27日(水)  No.57

Tapies・・collage好き必見!?
今日は、ナタリーレテさんの個展に行く前に、気になっていた、原美術館で開かれている「タピエス展』に行きました。

アントニ タピエスは、1923年生まれで現在も創作活動を続ける、現代スペイン美術界を代表する巨匠だそうですが、今日の今日まで全然知らなかった!!

でも、いつも見ている情報ページ、休皆(yasumina)(リンクのお願いをしてからのせる予定です・・と思ったらリンクフリーでした〜)で、イイと書かれていて、原美術館のHPのイベント案内を見れば、もう表紙から私の好み!!ツボを突かれまくりってカンジだったので、ぜひぜひ見たかったのでした。

原美術館は前々から素敵な雰囲気の佇まいをHPで見ていて、気になっていたのでしたが、今日はお天気も良く(行ってから物凄い雨が降りましたが・・)、ここのところ、数十年ぶりのマジなダイエットを決心した私は、品川駅から徒歩15分と言う、いつもなら絶対にタクシーって距離を(イヤ、大したことありませんが・・)テクテクと歩いて行ったのでした。

プリントアウトした地図を持っていながら、さすが「地図を読めない女」なワタシ・・迷いながらもどうにか、高級住宅街の中にひっそりと佇む原美術館に辿り着いたのでした。

1938年に住宅として設計されたと言う洋館だとかで、木の床や、優雅な曲線の階段、階段途中の縦に細長いスタイリッシュな窓などなど・・建築物マニアなユエちゃんだったら、きっとニヤニヤ笑いが止まらないだろうな・・・と思いました。

そして、肝心な作品ですが、ああ〜素敵・・なんでかな〜こういうの好きなんだよナ・・と、満ち足りた気分で小さく分かれた部屋を巡りました。

どういう風にくっ付いてるのか、砂をタタミ2畳位のキャンバスにくっ付けて、『R』の文字がひっかかれたように残っていたり、ドアくらい大きな木の枠の古い曇った鏡に何か木の屑かなんかみたいなものが沢山くっ付いていたり、リネンを貼った大きなキャンバスの裂け目から白いテープ状のモノが突き出て結んであったり・・言葉にすると何じゃそれ??なんだけれど、どれも素敵なんです・・

タピエスは、76年に西武美術館で、96年には丸亀市の猪熊弦一郎現代美術館で作品展があったようですが、きっとその頃だったら、何??判らないナ・・ドコが良いのか・・現代アートってなんだか難しい・・なんて思っていただろうなァ・・と思います。

でも、今はなんだかずっとずっと見ていたいくらい好き!!

とは言え、どうして・・とか、ドコが良いとか・・言えない・・。

ただ、思うのは、最近collageが好きというか、真似事みたいに作ったりしていて、そういうコトが影響しているんだな・・とは思うのだけれど、どうなんだろ・・

いつか、collageについて講義とか聞ける機会があれば(どんな内容があるのか無いのかさえ判らないけれど・・)、イイなと思います。

自分の好きを整理する一つの方法として・・



2005年4月26日(火)  No.56

ナタリー・レテさん


大好きなナタリーレテさんが来日されていて、今日は表参道のギャラリー ドゥー・ディマンシュ(galerie doux dimanche)にいらっしゃると知って、出かけました。

お店に着いたのが夕方で、お姿は見えなかったから、きっともうココからは移動されたんだわ・・と思っていたら、お店の方が、「ナタリーさんは今上で雑誌の取材中だから、もう少ししたら降りてこられますよ!!」なんて教えて下さったので、出直そうと思っている間に降りてこられたのでした。

以前本でで見たとおりの、細くて、雰囲気があって、可愛いでも大人な女性で、なんて言うんでしょう・・アーティストだな〜さすがフランスの女性だわ・・と、お友達らしき方と話されているナタリーさんをチロチロと見てました・・

キッチュでカラフルなのに、どこか落ち着いた色あいの作品と同じく、紫っぽいニットに、オレンジ(確か・・)のスカートにピンクの編みタイツという、独特の色使いが、なんて似合っていて素敵なんだろう〜って、これは覚えて帰らねば・・と思っていたら、通訳をされている女性が近くにおられたので、本を持って来たので、サインしていただけますかと伺ったら、イイですヨ!!とおっしゃったので、ついでに、写真を撮ってもイイですか??HPに載せてもイイですか??・・と、ドンドンお願いが図々しくなるオバさん・・。

でも、どちらもOKしてもらって、「メ・メルシー・・」と、唯一知っているカタカタなフランス語を・・

で、描いて頂いたサインが、まぁ、なんて素敵なコト!!

新しい本、「Bon Baiser de Paris」(「パリから素敵なキスを」っていう意味だったンだ・・)は、表紙から裏表紙まで、イラストや写真でドコに描いて頂こうかと思っていたら、もう描く所は決まっているからとおっしゃった(らしい・・)けれど、最後のページのエッフェル塔のイラストと、まるで一つの作品のようにマッチしていて、大感激でした。


そして、ギャラリー ドゥー・ディマンシュには、ナタリーさんの、ポストカードの原画カードや、絵皿など、一点ものの作品が展示販売されていて、とても可愛いお部屋になってました。

シルクスクリーンの作品で、白いレースのスカートとか、リボンとか、一点だけ本物をくっ付けてあるのが、面白くて良かったです。

アトリエの写真でみたような、様々端切れをくっ付けた旗のようなガーランドのような飾りが、とても可愛くて真似してみたいと思いました。


可愛いチェックとダークなトーンの花柄とか、モノトーンの古い写真の空に原色っぽいブルーを塗っているとかの独特の色使いや、可愛いんだけれど、ドコかちょっとグロだったり、怖かったりの二面性・・ラフに作られているようで、細やかなアイディアに満ちた作品・・

大人な可愛いってこんなんじゃ無いかな・・って思います。

4月28日、29日(午後の予定)は、「プランタン銀座」別館のウインドペインティングだそうで、出来ればゼヒゼヒ見てみたいです。





2005年4月26日(火)  No.55

チャルカトーキョー大博覧会


大阪の堀江にある雑貨屋&喫茶&花のお店、「チャルカ」が4月9日から17日まで東京駒込でオープン・・ってコトで、出かけて来ました。

初駒込、そして、プリントした地図も忘れてしまって、かろうじてメモしていた電話で聞いて、その上、すぐ側なのにおまわりさんにも聞いて、ようやくビルの3階にあるお店に着きました。

普段、自由が丘のsixでは、チャルカのノートなどは手に入るのですが、ネットでしか見れないものも沢山あって、水玉模様の琺瑯のお鍋やらアンティークな小物やらが手に取ってみれてヨカッタです。

可愛い切手も沢山ありましたが、コレに手を出しては大変なコトになる・・と我慢して、前から気になっていた、チェコのワックスペーパーや、クラシカルなラベルが綴じてあるラベル帳、グラシン袋など、紙ものを持ち帰りました。

本当は真っ赤に白い水玉模様の琺瑯のお鍋が欲しかったンですけれども、置くとこも無いし、我慢でした・・

お店の方が関西弁で話されるのが、なんとも優し気でイイ感じでした。
2005年4月14日(木)  No.54

ステッチ idees
ステッチ イデー 2005 はる/なつ vol.1
わたしスタイルを着よう。(日本ヴォーグ社)

簡単なステッチを中心に手作りのアイデアが沢山詰まった本です。

刺繍は興味あるけれども(特にクロステッチ!!)、基本もナニもあったもんじゃ無いンで、なかなか手を付けられない・・・

ヘロヘロしたチェーンステッチや、素朴というか子供の手習い程度のブランケットステッチがわたしの出来る精一杯ですが、チクチクしてるとなんだかとても楽しいンです。

なので、今までは気にしてなかった刺繍の本にも目がいくようになりました。

さて、この本で一番に目に付いたのは、水玉、赤という私の2大ウイークポイントを突いてくれた「ちいさいドットちゃん」の作者、堀川 波さんのページ。

イラストそっくりのお人形や、ラフな手作りのバッグがとっても可愛い!!

綴じ込み付録で、可愛い手作り絵本も付いていて、ラブリー!!

そしてそして、後ろの方のページで、見つけましたよ〜〜!!
「E'sRoom」のえりさんのmail art作品!!

きめ細やかに丁寧にステッチされた本格的な技術と、やりすぎないセンスがマッチして、とってもオシャレで素敵な作品です。

えりさんの日記に載っていたとき、この本のコトを知らなかったので、ボーッと読んでたんですね・・今日本を見て、アッレ〜!!と驚き嬉しくなったのでした。

なんだか大好きなフランスの手作り雑誌、「marie claire idees」を見ているようなページです。
2005年4月13日(水)  No.53

とっておきの雑貨と出会えるところ
とっておきの雑貨と出会えるところ
-小さな雑貨の店には幸せがある。
誰にも内緒にしておきたい雑貨の店のお話。
(主婦と生活社)


日本の北から南まで、日々の生活を大事にしているンだな・・という雰囲気が伝わってくる小さな雑貨のお店が10軒、写真もレイアウトも素敵に紹介されています。

この10軒の内、私が名前を知っているお店がかろうじて3軒。

静岡、茨城、岐阜・・など、今の所ご縁が無い地方のお店だからというのも、あるのでしょうか・・、それとも、みな知る人ぞ知るお店なのでしょうか・・。

どのお店も、モノが沢山ある・・と言うのでは無く、店主が気に入って心から愛する雑貨を、一つ一つ大事にお店に並べているンだな〜ということが、写真からも伝わって来る。

白い壁、古い家、少しのものを空間を十分にとって並べる・・・今の流行と言えばそうなんだけれど、このほっこりしたお店達は、ずっと前からそこにあったような、懐かしさを感じさせています。

選ばれた素敵な雑貨に会いに行きたいというのと共に、そのお店で雑貨達が作る空気を感じに出かけて行きたい・・そんな10軒のお店は・・

01 sa vie sa vie(愛媛県新居浜市)
02 KaraKaran* (岐阜県岐阜市)
03 mousse de mousse (福岡県福岡市)
04 木テーブル(大阪府大阪市)
05 CHECK&STRIPE (東京都渋谷区)
06 poele (兵庫県尼崎市)
07 hal (静岡県沼津市)
08 cafe la famille・general STORE(茨城県結城市)
09 plage(兵庫県神戸市)
10 SCORE (北海道函館市)

この中で、函館市のSCOREは、以前雑貨日記(2003/12/11)でも紹介したミニチュア作家の方のお店で、いつか訪れてみたいと思っていたのでした。

そして、どのお店も本当に素敵なんですが、plage(兵庫県神戸市)のページで、目がキラリンと光りました〜〜

だって、「紙一枚、麻ひも一本にも愛情を注ぐ 路地裏の小さな文房具店」だなんて書いてあるんですもの!!

コレはぜひ、今年夏には閉店するという、「tit.papier」と共に訪ねて行きたいお店です。

2005年4月12日(火)  No.52

コラージュ カード


いまむるさんの日記で見つけた、D-BROSのコラージュカードが素敵で、慌てた(なんで慌てるんだ・・)私は恵文社に注文してしまいました〜!!

2003年11月12日のzakka日記に載せていた、D-BROSのコラージュカレンダーは、一目見たときにショックを受けてしまって、家でパッケージを開いてみて、またまたショックを受けてしまったくらいに、素敵なものでしたが、今回のカードも、それに負けないくらい、とっても素晴らしいものでした。

4種類あるカードは、どれもポラロイドの写真を中心に、レースペーパーやノートの切れ端などがコラージュされているのですが、印刷されたものなのに、ポラロイド写真は浮き出た様に段差があって、ちぎられたような紙の断面や、リングノートをちぎった穴や、レースの空きなど、丁寧に再現されていて、どういう技術でこんなものが作れるの??と不思議です。

そしてそして、表裏が見事に再現されたカードだけでなく、このカードには、それぞれ違った封筒が付いているのです!!

様々なノートの紙をパッチワークしたような封筒や、この写真の様に、レースペーパーをちぎってくっ付けたような封筒、表も、ちゃんと手を抜いてはありません。

コラージュ好きは必見!!なカードセットです!!(と、何度も言っているけれども・・)

ただ、あまりに素敵で使えない!!って、コレはいつものコトだけれども、でもでも、普通の封筒にこんな風にコラージュすれば素敵だな・・と、ぜひ真似したいと思っています。(素敵になるかどうかは別にしてネ!!)

佐野繁次郎についで、このカード・・今年も素敵なコラージュに出会えて嬉しいです!!

2005年4月11日(月)  No.51

佐野繁次郎とパピエ・コレ


先日、東京ステーションギャラリーで開かれている、佐野繁次郎展に行って来ました。

絵の世界にはたいそう疎いので、特に日本の画家については、有名な人ですらよく知らないんですが、この人の作品は、以前海月書林さんが開かれたイベント『古本生活』で、分解され、記事別に分けられた過去の「暮らしの手帖」の中で、一目で私の心を釘付けにした、パピエコレ、つまりコラージュの作品がとても素晴らしくて名前を覚えていたのでした。

画家としても有名だった方なんですけれど、『銀座百点』という広報誌の表紙の絵や、様々な本の装丁、パピリオ化粧品のロゴや「レンガ屋」のお菓子の缶のデザインなど、商業デザインの方でもとても有名な方で、私もどこかで見たことがあるような気もします。

特に、「レンガ屋」のお菓子の缶は、わりと最近まであったのに、買い損ねていて、今はもうお店も無いようなので、とても残念でたまりません。(今回展示された缶を見て、ますますそう思いました〜〜!!)

東京駅丸の内中央口を出てすぐの駅の建物内にあるギャラリーは、大きすぎない部屋が4つ程あって、昔の建物がそのまま使われているのか、静かで落ち着いた素敵な空間でした。

油絵の中にも、鉄板や布がくっつけられていたりして、コラージュ好きな私にはたまらないものでした。

そして、『銀座百点』が並べられた最後の部屋には、その他の装丁を手掛けた本や、パピリオ化粧品のパッケージや、「レンガ屋」のお菓子の缶なども展示されていて、どこかのびのびして明るい雰囲気のコラージュが素敵でした。

2005年05月15日まで開かれているので、また出かけてみたいと思っています。

ところで、『暮らしの手帖』の記事の中で、パピエコレは、1930年代からフランスで盛んになったもので、ピカソ、マチス、ブラック、ミロといった現代の一流作家でコレをやらない人はないといったものであると(ルオーだけが多分やってないとか)書いてあったのですが、ぜひ、その作品も見てみたいものだと思いました。

2005年4月11日(月)  No.50

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