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2005年2月の日記

内田彩仍さんのおうちがい..
リネンで雑貨
リネンワーク
RECIPE BOOK
HAPPY Valentine
旅のおみやげ図鑑/杉浦さ..
好きな理由 高橋みどり
ちぎり本
「たまりゆくもの」アート..
自宅ショップCHICU+CHICU
内田彩仍さんのおうちがいちばん


内田彩仍さんのおうちがいちばん
Dear,sweet home
(主婦と生活社)

福岡在住のスタイリスト、内田彩仍さんの生活まわりの本です。

内田彩仍さんのことは、雑誌で見たシンプルで素敵なリネンの手作りバッグで知ったように思いますが、その後、友達に教えてもらった素敵なHP"A*Garden"が彼女のページだと知って、ますます興味を持ちました。

この本では、白い壁、古い家具、白やベージュのリネンなどなど、シンプルだけれど冷たくない、心地よいインテリアが素敵な内田さんのおうちの様子や、小さなアイディアが、沢山の写真と共に紹介されています。

わたしが一番興味を惹かれたのは、雑誌や手紙のオシャレな整理の仕方。

1年めは、読み終えたら広告を切り取ってコンパクトにしてから収納、2年めには残したいページだけ、3年めに残った物を、テーマ別のクリアファイルに入れるということで、捨て過ぎない、でも効率的な整理法で良いな・・と思いました。(が、かなりマメで無いとだめかな・・)

そして、内田さんの素敵なのは、無印などのシンプルな収納箱を使うのにも一工夫ある所で、スティールの名札差し(あの昔の図書館の目録カードの木の引き出しにくっついていた四角い金属の枠のラベルです・・って判るかな・・)をくっ付けたり、白いマーカーで、オシャレな筆記体でメモしてあったり・・、手がかかっているけれど、かけ過ぎない・・その辺りの加減がイイのです。

また、そのオシャレな手書き文字なんですが、かっこいい文字を書きたくてスケッチブック一冊分練習されたとか・・やはり努力ありなんですネ。

さて、この本は、内田彩仍さんのお気に入りのお店、chabbitさんの通販で買ったのですが、おまけ付きで、しかもオシャレなラッピングで大満足でした!!

このおまけは、二通りあると知ったのは、Latteのnico*さんに聞いてからなんですが、彼女はミニブラシで、私は、アルミのお皿に内田彩仍さんのレタリングのアイロンシールで、表紙の写真と同じ(だと思います)で、なんて素敵!!と感激でした。

ポストカードももちろん素敵なんですが、ちょっとひと味違っていて、嬉しいな、良いな・・と思いました。

これからもきっとどんどん雑誌などに出てこられるだろう内田彩仍さんですが、紙スキー、ノート好きの私としては、ぜひそういう分野でのものも見てみたいと思いました。

キャトルセゾン小倉では出版記念イベントも今日まで(2005/02/28)催されているようで、羨ましい!!

昔は本を出したり何かをするにはまず東京に居なくては・・っていうカンジでしたが、今はネットのおかげもあって、こんな風にドコにいても素敵な暮らしをしている人、モノを作る人のコトを知ることが出来て、良いなと思います。

色々大変なこともあるネットライフですが、こんな風な良いことはどんどん広がって行って欲しいなと思います。

2005年2月28日(月)  No.26

リネンで雑貨


リネンで雑貨  手作りの愉しみ /石川ゆみ (文化出版局)

Ekocaの石川ゆみさんの本。

石川さんの手作りのリネンバッグは、今はネットでは販売されなくなりましたが、とにかくアップと同時に売り切れる大人気で、今でもお店で石川さんのバッグが販売される日には並ぶ人も沢山おられるようです。(その日によって、ずっと残っていることもあるんですよ〜とは、お店の石川さんと福地さんのお話なんですが・・)

私が初めて石川さんの作品を見たのは、キャトルセゾンでの個展でした。

当時、洗いさらしたリネンで作られた布のポーチやティッシュケースが、ピシッとしわ一つ無いのではなくて、どこかボコっとした質感と、規則的では無くはぎ合わせられた布の組み合わせの面白さが、とても新鮮だったのを思いだします。

水を通された布の風合いが、新しいのに馴染んだような雰囲気があって良いのです。

この本は、ちょうど教科書と同じサイズで、その辺りが、ちょっと古めかしくもあり、真面目で普通で・・という雰囲気が感じられて、石川さんの作られるものの雰囲気とっても似合っているナ・・と思いました。

この本では、石川さんのバッグの作り方と共に、ミシンやはさみの話、材料にするリボンや紐の話など、読んでいると、石川さんの作品のこだわりが見えて来て面白いです。

写真と一緒に載った作品のイラストは石川さんだそうで、のんびりした線が可愛いです。

スタイリングは大谷マキさんというのも、オオ!!なんて思いました。


写真のバッグは、ちょっと見えにくいのですが、キャトルセゾンの個展の時に買った、石川さんのトートバッグです。

帆布じゃないところが面白いなと思いました。

2005年2月23日(水)  No.25

リネンワーク
fog linen work
関根由美子(文化出版局)

リネンを中心に、シンプルで素敵な雑貨のnotebooksの代表、関根由美子さんの本です。

雑貨卸し専門のnotebooks.ltdは始められてからもう12年も経つそうで、今では看板商品とも言える(と断定して良いのか・・)リネンの商品を作られてからも、7年なのだそう・・

7年前・・私にとっては、リネンのキッチンクロスはまだまだ高価ってイメージだったように思います。

今みたいにドコでも手に入る物でも無かったし、ましてや、リネンのシーツなんてとても手が出ないと思っていた・・。
今は、無印でもシンプルなリネンのシーツが比較的格安で手に入るし、ここ数年でリネンがグッと身近になって来ているな〜と思いました。

fogを始められたきっかけや、リネンの生地の種類、関根さんの生活とリネンの関わりの変遷など書かれていて興味深かったです。

特に、初めてリトアニアでリネンを探したら、手の込んだ刺繍やカットワークされた高級品か、スーパーでは逆に中国製のコットンなどしかなくて、がっかりしていたら、あちらでは個人で簡単に作ってもらえると教えられたこと・・でも、今度は日本で販売するように大量に作ってもらえる所を探すのが大変だった・・というのを知って、驚きました。

私はfogのリネンはあちらの物を輸入したものだなんて、なんとなく思っていたのでしたから・・

多分このときようやく見つけた工場が、今fogのリネンを作っているペトラスさんって人の工場なんだと思うのですが、高校の家庭科室程度だった工場が、今では3階建ての立派なものに変わっていると、後ろの方のページで知りました。(関根さんは昔の方が可愛くて好きだとか・・)

1本の電話(というかファックス)から遠いリトアニアと日本が繋がり、新しい花が咲いていくように思えて良いな・・と感じました。

それも、商社など大きな資本ではなくて、小さなお店と小さな工場がまじめにリネンと取り組んでいるという所が素敵だなと思うのです。

写真はカタログをいつも写しているという、サンフランシスコのお友達のフォトグラファー、スヴェン・ヴィーダーホルトさん撮影で、テーブルクロスやシーツなど、関根さんのお宅で使われているリネンの様子が沢山見れます。

その昔は、テーブルクロスは何かこぼれたらシミになるとかで、上に透明ビニールのクロスをかけるのが普通でしたし(クニエダヤスエさんは、それだけは止めようとおっしゃってましたが・・)、シワが無いようにピシッと糊とアイロンがかかっているというのが”よし”とされていたのですが、今は、お料理の本でも、洗ってちょっとシワがある程度がイイ感じとされているし、関根さんもしみも気にしないで使うと書かれています。

洋服のおしゃれもそうだけれど、生活の愉しみ方も豊かに熟れた時代になったんだな・・と思います。

そして、最後の方の「端ぎれでなにか作ってみよう」というページで、適当なサイズの四角に切った、同色系の様々なリネンのパッチワークが素敵でした。

notebooksは、リネン以外にもシンプルな雑貨を取り扱っておられるのですが、アンティークっぽいワイヤーのカゴが私は好きで、写真はウチにある大きめのカゴで、普段は未使用のキッチンクロスを入れてます。

2005年2月21日(月)  No.24

RECIPE BOOK


先週ROBAROBA cafeで開かれたa2g(books)さんのチイミヤで手に入れたレシピブック。

バインダー式で、レシピの切り抜きなどを入れる用の封筒(右上写真の可愛いプリント入りのもの)が、パン・ケーキ・サラダなどの項目別に10枚程入っていて、後ろには、ブルーの横罫のノートと、切り抜きを貼るのか、ちょっと厚めの紙が入っている。

その昔、とっても可愛いレシピファイルをアメリカで見つけて以来、どうもレシピブックと言うのか、ファイルに弱い・・・(弱い物は沢山あるのだけれど・・)

実際にレシピブックに書き込みしてはいないので、宝のもちぐされとはマサにこのことなんだけれども、もったいなくて中々手を付けられないんです・・

レシピを書き込む程手の込んだお料理を作っていないというのも事実・・と、ますます情けない事情が明らかになるのではありますが・・このノート部分は結構ストックがあるし、3穴の用紙があれば追加できそうなので、思いきって使ってみようかと思案中・・・
2005年2月20日(日)  No.23

HAPPY Valentine
今日はバレンタイン。
みなさんはHAPPY なValentineを過ごされたでしょうか・・??

我が家の息子どもは、チョコと言えば最近は、私の妹からの義理チョコのみで(昔はご近所のお嬢ちゃんが配ってくれていたのです・・)、これは残念ながら裏も表も無い事実!!
でも、何も無いより良いですよね!?
息子達よ、優しいオバちゃんに感謝しなさいネ!!

で、薄情な母は、毎年後から楽しめそうなジャケ買いで、自分のコトしか考えてない・・・
去年は、プラスティックケースが可愛い、BABBIという、イタリア生まれのチョコレートウエハースにしたのですが、今年はいま一つ探しに行けなくて、ソニープラザで買ったSNICKERS のミニチョコが詰め合わさったものと、ハートのシールのディスペンサーが付いているキスチョコで、これはもう中身さえほとんどありません。

残った包み紙でカードを作ってみました。

しかし、ハートだらけのこのイベント、男女を問わずプレゼントするという外国と違って、チョコをもらうのは男の人が多いのでしょうが、選ぶ時の楽しみと言い、可愛いパッケージが多いことといい、女の人が楽しむためのイベントですよね。

いつか、ハートを付けることが条件とか、赤いものを着て来るとか、ピンクや赤の料理だけ・・とかの、女だけのオシャレなバレンタインパーティーを開けたら良いな・・と思います。




2005年2月14日(月)  No.22

旅のおみやげ図鑑/杉浦さやか
杉浦さやかさんの『旅のおみやげ図鑑』が文庫版(幻冬舎文庫)になってました。

西村玲子さんの本にしてもそうなんだけれど、好きな人の本は、文庫版でもまた欲しくなる・・・小さいから出かける時に持っていくにもピッタリだし、その上、文庫版にはおまけページがついている。

今回は、おみやげ・その後・・

単行本で出たときに、沢山の可愛いお土産に、「これだけの物を、一体どうやって収納してるの?」という感想が一番多かったそうで、そういえば、私もそう思っていたナ・・・

イラストで、持ち帰ったモノ達が杉浦さんのお家で置いてある様子や、ファイルや空き缶を使って片付けられている様子が描かれていて、可愛い。

下の写真は杉浦さんイチオシの可愛いパッケージの北海道のお菓子、千秋庵の『北緯43度』の缶。

レトロな絵と、手ごろな大きさの四角い缶が可愛い!!
何を入れようかな・・
2005年2月10日(木)  No.21

好きな理由 高橋みどり
高橋みどりさんの新刊『好きな理由』(メディアファクトリー)

-ここらへんでもう一度私の好きなものを見つめて、
好きの基準を知っておこう。
そうして自分流の気持ちのいい生活を始めよう。-

と、帯に書かれています。

久しぶりのお引っ越しを期に、見極めて買うようになったな・・と思っていた割に、モノが多くて、片付けても片付けても減らない山に、「愚かな自分を見ているようで恥ずかしくもあり、腹立だしくもあった。」・・とのこと・・

ああ、胸にズキンと響くこのお言葉・・

最近私もようやく思いはじめているコトでもあるのですが、好きと思って持ち帰ったモノをもっとじっくり見てやらなければ・・ってこと。

去年12月のクリスマスイベントで「プチココ的雑貨のススメ」でプチココさんもおっしゃってました・・「お家に帰ったら、戸棚を開いて好きな雑貨をじっくり見て、どうやったら素敵に置けるか思ってみて下さいネ・・」って・・

なので、今年はなるべく家にある雑貨を日記にも登場させてやりたいな・・と思ってます。

で、今日はこの本にも載っていて、あ〜私と同じ!!と嬉しくなった岩田美智子さんの箱を、高橋みどりさんの真似をして、本棚に置いてみました。




本棚に並べてみて判ったのは、本の背の色の大事さ・・

私は文庫本も見分けがつかないので、カバーを外したり、逆に無地のカバーをつけたりするのは嫌いなんですが、この岩田さんの白い箱を並べてみると、カラフルな背が並んでいると似合わないっていう、マァちょっとでもセンスのある人だったらすぐに気が付くコト・・

で、撮影用に、至急背の白っぽい本を集めて並べてみました・・

うんうん・・やっぱりカラフル背表紙よりは似合ってる。

とは言え、撮影が終わったら、岩田さんの箱もまた壁に取り付けた棚に返すので、カバーは元通りなんですけれども、この辺り徹底できないところが、オレ流なんでしょうがない・・


さて、高橋みどりさんのこの本ですが、生活の中で使われている、器や洋服、布やトートバックなどが、写真と文で紹介されていて、お惣菜風のお料理ののったお皿や、ちょっとしわが残っている清潔そうなランチョンマットやクロスが、いいカンジの生活感をかもし出していて、とてもいいのです。

普通にまっとうな生活というか、朝御飯をちゃんと食べて、朝家中の窓を開けて、洗濯してたたんで・・

なんてこと無いけれど、大事なコトを淡々と毎日続けているという生活が向こうに見えて、ああいいな〜と思うのです。


その昔の高橋みどりさんのお家の、なんとも普通なお料理しやすそうな台所の写真が気になってスクラップしていたのでしたが、私が惹かれたのは、こういう真っ当な普通の生活故なのかな〜と(自分には無いものなので・・)思いました。

2月18日には、「ひさしぶりの引っ越し」という本も出るそうで、これもとても楽しみです。

2005年2月9日(水)  No.20

ちぎり本


MIX JUICEさんの個展では様々なものが天井から吊るされていて、なんとも不思議で面白い空間だったのですが、その中で、「ちぎり本」というのは、好きなページをひとちぎり300円という楽しい企画だったのです。

中を見ると、どのページも面白そうで、ワクワクしながら選びました。

で、まずは、最初から目に付いていた、カレンダーキーホルダー。

2月の日付けと鍵がプリントされた布は、ネットがかぶせてあって、後から自由に切ったりして使って下さいってコトで、バラバラにしてコラージュに使っても面白いな〜などと思ったり・・(でもきっと出来なくておいておくだろうな・・)

今度自分でもこんな風なものを作ってみたいとか、どんどん思いが広がっていきます。

2005年2月7日(月)  No.19

「たまりゆくもの」アートな個展に行って来ました
MIX JUICEさんがROBAROBA cafeで開かれている個展に行って来ました。
「たまりゆくもの」MIX JUICE
〜混合果汁的、陳列練習。
モノの居場所を探すということ。〜


初めてMIX JUICEさんのイベントに行ったのは、2001年の自由が丘のボーンフリーワークスでのイベントでした。

それから3年、今回の個展は、今までディスプレイなどで使ってきたものたちを並べて配置して、なんていうか、アートな空間が創りだされていました。

私にとって、現代アートって(と言う程知らないのですが・・)とっつきにくかったり、怖かったり・・そんなコトもあるのですが、なんだか触って、見て楽しめる、ドコか可愛い、でもアートな空間が出来ていて、色々説明とか聞きながら、とっても楽しく、そして、とっても触発される個展でした。


2005年2月6日(日)  No.18

自宅ショップCHICU+CHICU
去年初めて出かけた素敵な期間限定自宅ショップCHICU+CHICUさんのカフェKU-CAFE
に行って来ました。

去年は色々な作家さんとコラボレートされたショップでしたが、今回はおもてなしの提案も含めたカフェバージョンということで、どんなになっているのか楽しみでした。

我が家ともそんなに変わらないであろう広さの普通のマンションなんだけれど、ドアを開けたら別世界!!

白く塗られた壁やフローリングと言うよりは板張りと言いたいような、雰囲気ある床、古い道具達・・ドコをとっても絵になる素敵なお部屋に、目はうろうろ心はワクワク・・

予約されていらした方達も、オシャレな雰囲気ある方達ばかりで、ランチはヘルシーで美味しく、好きなお菓子を選んでたっぷりのコーヒーを飲みながら友達とおやべりしたり、雑貨を見たり・・街で雑貨クルーズするのとはひと味違った楽しさです。

ああいつか・・こんなふうに我が家にも友達をお招きしたいナ・・と思いながら、陽あたりの良いお昼、まったり過ごして来ました。

写真を沢山撮ったので、こちらのページも見て下さいね!!

2005年2月3日(木)  No.17

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