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2005年1月の日記

西荻・・無相創
馬子にも衣装って・・
紙から生まれる暮らしの愉..
新しいお気に入り・・
『あの人の暮らしかた』
グルグル・・
北欧刺繍展
瀬戸口しおりさんの週末食..
猫ねこネコ・・
I love you all!
クドカン最高!!
今年の手帳
トントンギコギコ
フレンチな手作り
舞台よりすてきな生活
試しに・・
西荻・・無相創
西荻に新しいお気に入りのお店が出来ました!!

無相創というお店。

去年ROBAROBA cafeのイノマタさんに聞いていて、いつか行きたいと思っていたのでしたが、適当に覚えていたので迷ってしまって、西荻アンティークマップを手に入れてどうにか辿り着けたのでした。

メインな通りから入った路地にある、小さなお店だけれど、期待以上に今の私が大好きな雰囲気の素敵なお店でした。


古い建物の一角、白い壁、トタンや古材を使ったインテリア、並べられた何気ない、でも味わいのある古い道具達・・

骨董として大事に飾るのでは無くて、日々の暮らしの片隅に置いてホッとするような、そんな古いものとの暮らしという、私の今の憧れが形に表れたような空間で、でも取り澄ました緊張があるのでは無くて、人が来ると必ず出てくる、大人しくも人なつこい黒ラブの「楽」クンや、感じの良い若い店主さんとお話していたら、ほっこりとても楽しい時間が過ごせました。


またこのお店にくるために西荻に来たいと思いました。

2005年1月28日(金)  No.16

馬子にも衣装って・・
左の額は、キャトルセゾンで買ったもので、前から気にはなっていたンだけれど、この前在庫がある限りしか無いと聞いて、慌てて買ったもの。

中身は私の作ったカードなんだけれど、そのまま置いておくよりも良さげに見えるな〜〜・・と、これは欲目なんですけれどネ。

横板のお家とか好きなので、こういう板の感じが良いなと思いました。

そして、お隣は、岩田美智子さんの箱と息子の作ったお人形(!?)。

最近買った高橋みどりさんの本で、本棚に岩田美智子さんの箱があったので、ちょっと真似してみようと思ったのでした。

(この本のことはまた別の日に日記に書こうと思っています。)


ところで、ただ今、HPをちょっと改造中なんですが、その最中感じたMacって凄いな〜〜なコト・・

私のパソコンは去年から新しいiMacになっていたんだけれど、HP作成ソフトやなんかが、古いOS9の方でしか使えないと思っていたから、今日までずっとOS10(こういう書き方で良いのかな・・って程、パソコンはドシロウト!!)は使ってなかったンだけれど、いろいろHPを変えようとしている昨日、今日辺りで、何となくOS10にしてみたら、何もしないのに、(新しく設定し直さなければと思っていた)インターネットは勝手に繋がってくれるし、デジカメの画像もiPhotoが勝手に取り込んでくれて、ああ、なんて私にピッタリなんだろう〜と、改めてアリガタサをしみじみ感じるのでした・・とは言え、ウィンドウズはほとんど触ったこともないんだから、比べようも無いんですけれどネ・・。

2005年1月26日(水)  No.15

紙から生まれる暮らしの愉しみ
紙から生まれる暮らしの愉しみ/井上由季子/主婦と生活社

文房具好き、紙スキ〜な私がピピ〜〜ンと来た一冊。

紙が好きな井上由季子さんの、紙を使った様々なアイディアや生活のシーンなど・・・とても興味深い。

消しゴムのかけらでスタンプして作る便せんや、バーコードを模様にしたノート、ワックスペーパーを縫ったラッピングや、ドコにでもあるタッグシールの目からウロコのラベル作り・・。

どれもシンプルで簡単なアイディアなんだけれど、新鮮でハッとさせられるし、何より、オシャレ。

ドコでも手に入るようなモノが、誰にでも出来る簡単なアイディアでオシャレで素敵なモノになるんだな〜って、嬉しくなります。


その昔、シールも便せんも可愛いモノが無くって、外国のものだったり日本のモノでも知る人ぞ知るというモノを知っていて、ソレがドコに有るか判っているってコトが大事だった頃からすると、随分と成熟した時代になったんだナ〜と、つくづく思いマス。

2005年1月24日(月)  No.13

新しいお気に入り・・
H.worksで開かれている大村 剛さんの陶展に行きました。
ネットの情報で知ったお店というかギャラリーなんですが、まずは陶器と言うより、錆びた缶のような雰囲気の作品の写真に惹かれました。
そして、その下のプロフィールを見ると、大好きな岩田美智子さんと圭介さんに師事とあって、そうか・・だから、このなんとも言えない色使いや佇まいに一目で惹かれたんだな〜と納得。そして、コレはぜひとも見に行かねば〜〜と、立川まで出かけました。
初めてのH.worksは、JRの線路そばの古いマンションの一室で、光がよく入る、白い壁のシンプルな室内、程よくシンプルな家具や古い家具が置かれて、気持ちの良い空間でした。
そして、大村さんの器は、焼き物なのに、錆びた鉄のような色合いというか、風合いで、今私が大好きな、さり気なく古く、どこかカワイイ・・・
新しいのにずっと使いこなされた古道具のような、いいカンジ!!なのでした。
お店のオーナーとイロイロお話しながら、ゆっくりと一つづつ持ってみたり、並べてみたりして選びました。
平日で立川と言う都心からはちょっと離れた場所のせいか、こんなに落ちついてじっくりと個展を見るのは(私の数少ない経験からですが・・)初めてでした。
またゆっくりと来たいお店です。
2005年1月20日(木)  No.6

『あの人の暮らしかた』
『あの人の暮らしかた』
津田晴美/筑摩書房

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-アール・ド・ビーブル-
ル・コルビュジエの小さな小屋
アイリーン・グレイの海辺の家
ブランク−シのアトリエ
サラ・ミッダのガーデン思想書
サラ・ミッダの南仏プロバンス
マチスの花、木の葉のデッサン
ジム・トンプソンのコレクション
ジム・トンプソンの伝説
ラッセル・ペイジの庭園と墓
デレク・ジャーマンの庭
ふたたび小屋への熱き思い

-まなざし-
写真家たちの撮った猫
犬らしく、人間らしく
タクシードライバーの格言
わが心のニューヨーク
『ザ・ニューヨ−カー』のカリカチュア
猫の手も借りたい
やさしい言葉の素晴らしさ
写真家スノードンの野生の果実
樹の話を聞きたい
エミリー・ディキンソンの詩
オキーフの100枚の花の絵
旅先から持ち帰れないもの
お茶はいかがですか?
庭の道具たち

-女という難しい生きもの-
ジョージア・オキーフの風景
ひとりで海へ持ってゆく本
百年も前に女ひとりの世界旅行
アウト・オブ・アフリカ
もうひとつの『アフリカの日々』
ダイヤモンドのようなジャッキー
-人生はおかしい-
日々のディテールこそ生きる楽しみ
ちょっとした偶然が重なって生じるおかしさのタペストリー
笑いがマイナスの場を好転させる底力になる
頭のいい豚を通して見えてくる人間社会の抱え持つ問題
あこがれは水辺で菜園がある小さな家

-「大人になる」ことの愉しみ-
メランコリックな海景色とイカした曲とコテージと
現代感覚の映像技術を巧みな美術によって甦った物語
『夢の降る街』ニューヨークで肉屋の女房として働くのも悪くない
滑稽なほどにひたむきでせつない『ガ−プの世界』
忘れてしまいたい記憶に真実はひそむ
モダニスト小津安二郎にトータルの美学を学ぶ
調和を原点とする『インテリア』と片付けられない人のこころ
『裏窓』はアパートメントライフへの憧れを掻き立てる映画
都会とはあなたにとっていったいどんなところ?
あとがき
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津田晴美さんの本はすきなんだけれど、その中でも大好きで何度も読みたいと思っている本。
津田さんが影響を受けて来た、本や映画などのお話。

さすがというか、どれも私が知らない本ばかりで、建築家ル・コルビュジエ、アイリーン・グレイ、名前は知っているけれど、イラストしか知らないサラ・ミッダ、そして、最近ようやく名前を知ったデレク・ジャーマンの庭のコトなど・・

津田さんの文を読んでいるとどの本にも興味が湧いて来て、読んでみたくなるのです。
とてもセンスの良い先輩に新しい世界を教えてもらっているような、そんな気分でどんどん読み進めては、アレはどういうタイトルだっけ・・と前に戻ったり・・。


映画も、公開された時には興味なかったようなものでも、そうなんだ〜そういうシーンがあるんだ・・と、見てみたくなりました。

ちょこちょこしたシーンが好きな『小公女』は、この本で映画がある事を知って、ビデオ屋さんで借りてみました。
テレビで見た小津安二郎の『お早う』は好きだけれど、見ていなかった『浮き草』も、今度ぜひ見たいと思っています。

映画も本も、その中の生活感を大事に紹介されているという所が、私が求めているものにピッタリだったんでしょう。

今日、この本を日記に書こうとページをめくっていたら、また読み返したくなりました。
2005年1月18日(火)  No.9

グルグル・・
青山のアイ・スタイラーズでどうしても気になってしまった犬の人形。

お店で聞きそこねてネットで調べたら、どうも以前にお店でもらったフリーペーパーの表紙に載っていたスウェーデンの手芸作家、Ann-Marieさんの作品らしい。

裁ち切りの布をグルグルっと巻いただけみたいなラフな作りなんだけれど、それが味になっていて、今私が一番心ひかれるツボをついているのです。
ラフなんだけれど、稚拙では無い・・それが私の作るものとは違うんだけれど、これを見ていると少しでも近付けるような・・そんな気がして、わが家の雑踏から一番離れた特等席(と言っても、壁の上の方にくっつけたただの白い板なんだけれど・・)に仲間入りです。

隣は、大好きな岩田美智子さんの青い額。

去年の年末、赤にも心ひかれながら、この青に決めたんだけれど、偶然この犬とぴったりお似合いでした。
2005年1月17日(月)  No.8

北欧刺繍展
さて、友達の個展シリーズ(と言っても二人なんですが・・)、今度は北欧刺繍展
実際に出かけたのは15日の午後。


初めての市ヶ谷駅の地下で、「地図を読めない女」は地図を見ながら悩みに悩んでどうにか山脇ギャラリーに辿り着きました。

会場で待っていてくれたのは、プント・イン・アリアのハンドルネームのプントさん。

彼女は美大で洋裁を学び、ずっとデザイナーをしているンですが、広島でのハロウィンでは、もったいなくも、お願いしたbagを作ってくれたり、そうして、ハンドルネーム・プントインアリアの由来(空中に刺すということで、レースの原形の一つ、一本の糸を通した針で空を刺してレースを作るという・・・確かそんなコトで・・アヤフヤですネェ・・プントさんにちゃんと教えてもらおう・・)どおりのレースコレクターで、bagに使うレースを分けてもらったりと、いつもお世話になる、心強い友達なのでした。

北欧刺繍と言っても色々あるようなのですが、その中でも、ハ−ダンガ刺繍というのは原点とも言えるものだそうで、私なんかは去年だったかにプントさんに作品を見せてもらって初めて知ったンですが、簡単に言えば、糸でかがった中の残った箇所の糸を抜いてまるでレースのように仕上げる・・(間違っていたらゴメンネ〜〜)私の説明ではちょっと不完全なので、よろしかったら、検索してみて下さいネ!!

去年は、「おしゃれ工房」でも取り上げられていて(もっと以前にもあったかもだけれど、私がその名前を知ったのが去年だったので・・)、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

大雑把で根気のナイ私には、考えただけでクラクラきそうな程手のこんだ作品の数々・・プントさんの説明を聞きながら見ていると、馴染みのナイ本格的な手芸の世界がちょっと身近に感じられました。
ずっとお仕事をしているせいか、元々なのか、彼女の言う事はとってもクリアーというか、ハッキリしていて、とても分りやすいのです。

蒐集しているアンティークレースも、私は以前は興味なかった世界なんですが、説明を聞いていると判ったような気になってきて、面白いのです。
ラフなものが好きで、そして技術的にもラフなものしか作れ無い私なんですが、bagの持ち手一つとっても、付け位置の具合でプロのお仕事か手作り風か違うって話などなど、聞いているととても触発されます。


彼女がレースの本などのレビューをしているアマゾンのページがありますので、よかったらご覧になってみて下さいね。

個展の様子はコチラです。
2005年1月16日(日)  No.5

瀬戸口しおりさんの週末食堂
アノニマ・スタジオの「瀬戸口しおりさんの週末食堂」に友達と出かけました。

雨降りの土曜日、一番乗りでドアを開けたら、ほかほかと暖かい空気と美味しそうな良い匂いに、ほっとしました。
冬の寒い日の雨・・外出したく無い日ではあるのですが、こんな風なキモチが味わえるのならいいものだな〜などと思いました。(暑い日、ビールを美味しく飲む為にわざとのどがカラカラになるまで運動したりしてね・・)

さて、メニューは、
前菜  
  香味野菜と焼豚の包々
お正月プレート 
  白菜とサーモンのミルフィーユ/2種ソース
  花豆の洋風煮
  えびの米粉フリッター
  おこわ
韓国風野菜のスープ/辛みそ付
冷たいチョコ


瀬戸口しおりさんは、吉祥寺の諸国空想料理店「kuukuu」で高山なおみさんのもとで料理を作っていた方だそうなんです。

私は「kuukuu」で食事したことが無かったのですが、今回食べてみて、行けなかった事がとっても残念に思えました。

無国籍と言う通り、中華とも韓国風とも決められないお料理は、材料を見たらとても体に良さそうで、食べると薄味だけれども物足りなさは無くて味わい深く、メニューは甘いものやピリリと辛いもので変化に富んでいて、昔の体に良いメニュー=あまり美味しく無い・・っていうイメージは全く無くて、毎日こういうものを食べていたら、私も無理なく痩せられるンではないかな・・なんて思いました。


外は寒そうな雨模様、でも中は赤ちゃんの声が聞こえる暖かな食卓・・と、なんだかとてもキモチの良いお昼ご飯でした。

2005年1月15日(土)  No.7

猫ねこネコ・・
友達の作品展が同時期に開かれていて、二人ともそれに合わせてこちらへ来ているので、一緒に見に行きました。

最初は、ずっと猫を中心の人形作りをしているmiyoちゃんの個展が開かれている、猫アート専門ギャラリーの『猫たび分限』へ・・
古裂で作られた様々な猫の人形は、着物を着て座ったり佇んだり、時にはお買い物や洗濯物を干していて、どれもしなやかな形が素晴らしいと思います。

動きだしそうな、体温を感じるような柔らかで暖かみのある線は、大学の漫研時代に彼女が描いていた絵を思いださせます。

おっとりと話す彼女ですが、実はお仕事をしていて、家に帰ると人間の家族の他に、猫5匹(イヤ6匹・・・いつも聞いては忘れていますが、多い事は間違い無い!!)のお母さんでもあります。

淡々と作品を作り続けるmiyoちゃんは、家に居るのに、なかなかコンスタントに作品を作れ無い(イヤ・・作らないンですネェ・・)私の目標なヒトです。

ミヨちゃんの個展の様子はコチラを見て下さいね!!
2005年1月14日(金)  No.4

I love you all!
『I love you all!  津田晴美のパーマネントコレクション50』
津田晴美/文化出版局
津田晴美さんの本は好きだ。
おっしゃることがとてもハッキリしていて、清々しい。
この本は、縁あって津田晴美さんのお家にやって来た様々なモノのお話で、コランダ−から始る50のモノ達が、写真やイラストと共に紹介されている。
最初に「みんな大好き!あなたのすべてが好き!」とあるように、空き瓶や食器洗いのスポンジまで、紹介されているものは愛情深く語られていて心地よく、また、家に連れて来るにあたって、私はそんなにこだわりがあったかな・・とか、ウチに入れてからそこまで大事にしていたかな・・などとわが家の雑貨のコトを振り返ったりする。
そうだ、明日は食器棚の点検をしてみよう・・とか、好きなカップやノートについて、どうして好きなのか考えてみよう・・なんて殊勝なコトを思い付いたりしました。
2005年1月10日(月)  No.10

クドカン最高!!
今日は、去年年末から楽しみにしていた、宮藤官九郎脚本のドラマ『タイガー&ドラゴン』見ました〜!!

『木更津キャッツアイ』から好きになって、『ぼくの魔法使い』『マンハッタンラブストーリー』、最初は暴力的な描写が苦手かなって見て無かった『池袋ウエストゲートパーク』も、どれも好き!!

連ドラの時もそうだったのだけれど、今日もお昼頃からワクワク、間近になるとソワソワしながら待っていた。

今どきこんなに楽しみに待っている番組なんてちょっと無いナ・・と思うし、そんな番組が一つでもある事が嬉しい。


ポンポンと進んでいく会話の面白さは勿論、ちょっとダケ出て来る役の人まで、なんだかキチンと奥行きが見える描き方がされていて、傍役や端役の人についつい目がいってしまう。

モチロン、主役の人達もとっても魅力的で、キャラクターが言葉の端々や、ちょっとした行動ににじみ出ていて、う〜〜ん良く描けてるナ・・と、詳しくも無いくせに思ってしまう。

今回は、連ドラで無くて、1回だけのドラマなんだけれど、主役は、池袋〜の長瀬くんと木更津〜の岡田くんで、もうクドカンファンには夢の組み合わせだし、長瀬君に借金を取り立てられる落語家が西田敏行さんで、長瀬君の親分が鶴瓶さんというのも面白い。

2時間の間、息子と笑いながら、そして、早過ぎる言葉の展開に、「今、なんて言った??」などと置いてかれそうになりながら、アッと言う間に終わってしまって名残惜しい・・というか、1回だけで終わるのがモッタイナイ!!


ビデオに録っておいたので、明日から見返して楽しもうっと・・。

ビデオやDVDの発売も予定されているそうなので、これも楽しみです。
(DVDにはよくmakingなどのオマケの映像が付くので・・)
2005年1月9日(日)  No.11

今年の手帳
手帳好きなので、別にお仕事しているわけでも無いのに、いつも大きめの手帳を持っている。
去年、一昨年とシステム手帳を使っていて、どうしても金具が重いのと、ついついポケットを増やして、DMの葉書だのシールだの、ドンドコモノを増やし続けて、ただでさえ重いbagをますます重くしているのでした・・
必要なのは予定を書き入れるカレンダー部分のみと思うのだけれども、シールやなにかが貼ってあるノートが好きなんだからしょうがない・・
で、今年は色々探した結果、糸井重里さんのHPの『ほぼ日手帳』に決めたのでした。
まず気に入ったのは、1日1ページということで、実は去年読んだ本に、1日1ページ使って、その日のコトは全て書いておく(することや、出したい手紙の住所や出かけるお店の電話番号などなんでも・・)っていうのがあって、そういう使い方がイイナと思っているからだったのだけれど、ロフトで実際に見た時、紙のカンジが、(何でも厚めが好きな)私の好きなタイプと違って薄過ぎたので、パスしていたのでした・・。
ところが、ほぼ日のHPで、こぐれひでこさんがずっと使っていて、ぺたぺた色んなものを貼っているっていうノートを見たとたん、やっぱりコレが良い!!と気になりだして、とうとうロフトへと買いに走ったのでした・・(ハイ・・まごう事無くミーハーです・・)
なんと偶然にロフトは改装初日で、糸井重里さんが「後悔しない人には」犬の肉球スタンプを押すっていうイベント中で、モチロン押してもらいました!!
買ってみて判ったのは、1日1ページ、365ページもあるノートに、普通の厚みの紙を使っていたら重くなるってコトで、紙の質には納得でした。
ただ一つ気に入らないのは、月間カレンダーが6段になる月の5段目と6段目が一こまに納められているコトなんだけれど、文庫本サイズの手帳ではコレが限度かな・・と消極的に納得してます。
今の所は、マメに予定を書いたり、見た映画のチラシを貼ったりしているのだけれど、毎年途中でスカスカになる傾向がある私の手帳、この調子で可愛いノートを作れたら良いなと思ってます。
2005年1月8日(土)  No.3

トントンギコギコ
去年もらって来たDMなどを整理していたら出て来た『トントンギコギコ 図工の時間』のパンフレットが素敵で、そうだ見ようと思っていたのにィ〜なんてネットで調べたら今日から3日間渋谷のアップリンクファクトリーというところで上映と知って出かけて来ました。
東京のとある小学校の図工室に週に1回2時間ずつ各学年が集まって様々なものを作っている様子を写したドキュメンタリーなんだけれど、テーマも様々で材料も古釘やら古い板やらパイプやら・・見ているだけで、私も一緒に何か作りたくなる程楽しそう。
私が子供の頃は図画工作の時間って2時間続きだったような気がするけれど、今では1時間というところがほとんどらしく、この小学校みたいに総合学習の時間を割り当てて2時間とっているところは珍しいらしい。
その上、見ていると、多い時には、5回分10時間も制作にあてていたりして、充分に時間を与えられ、そして、自分でなるべく考えるように、先生は「まず、自分で考えてみて・・」っとおっしゃっている。
材料室には、様々なものが充分にあるし、電動の糸のこも何台もある。
初めてトンカチを扱う時には、先生は、指でおさえてトントン、そのあと手を離してドンドンって基本を教えたら後は自由に角材に釘(曲がったり錆びたりしたバケツの中の釘から探して・・)を打っていく。
様々な顔をした人形が出来ていて、どれも驚くくらい味があって個性的。
椅子を作るというテーマでも、ちゃんと座れて、個性的な椅子が出来上がったのには驚いた。
そして、それだけじゃ無くて、出来上がった椅子を自分の好きな場所に置いて鑑賞するというので、みんなでリヤカーに乗せて外に出る。
道のまん中、お店の前、公園の中・・・まさしくアート!!
時には上手くいかないでどうしていいか悩んだりして、でも、最後にはホントに小学生がこんなものを作れるんだ!!って驚くくらいなモノが出来上がっていて、こんな経験はきっとずっと残っていくんじゃないかな・・って羨ましい。
ところで、このパンフレットには、ミュージシャンの大貫妙子さんやミナペルフォネンの皆川さんなどのコメントが載っているのだけれど、日比野克彦さんの、「作る行為よりも考えている時の時間が個人の大切な創造であり、図工という言葉には行為が重んじられる響きがあるので好きでは無い・・」という言葉が印象的でした。
この映画は、考える時間を丁寧に映し出したものとしてとらえたいとおっしゃっていて、共感を感じたとも書いておられたけれど、そんな風な言葉へのこだわりがさすがなんだなと思ったり、心引き締めらる思いがしました。
写真は、パンフレットといくつか残して戸棚に飾っていた息子の作品で、懐かしい思いで久々に取り出してみたものです。
今ではこんな風にもの作りをする事はないけれど、大人でも、上手にとか綺麗にとか考えないでもの作りを楽しめる時間や機会があると良いのにナ・・なんて思います。
2005年1月7日(金)  No.2

フレンチな手作り
『パリの手作りおくりもの』 ジュウ・ドゥ・ポゥム著/SHUFUNOTOMOSHA
昨年10月7日のZakka日記に書いた『パリジェンヌたちのアトリエ』と共に、今お気に入りの本で、帰省の際にも持ち帰った本。
表紙の犬の縫いぐるみは大好きなナタリー・レテさん作。
中にオルゴールが入ったdoudou(ドゥドゥー)というもので、日本と違って赤ちゃんの頃から一人で眠るフランスでは生まれるとすぐに用意されるものだとか・・
ファンシー過ぎないとぼけた表情が良いなと思います。
どのページにも、アーティスト達が子供のために作った人形やクッションや絵本、そしてカラフルな子供部屋の写真が載っていて、見ているだけで何か作りたくなる。

何てったってさすがパリだから、お部屋自体も雰囲気あるのだから、素敵なのは当たり前なんだけれど、濃いピンクや黄緑やブルーを使いながら、どこかシックな色合わせや、可愛いだけじゃ無くてどこかにちょっと無気味っぽさがあるせいか大人にも通用する可愛さがある縫いぐるみ達は、いつかこんな味のあるモノを作りたいな〜という私の目標でもあるのです。
2005年1月6日(木)  No.1

舞台よりすてきな生活
あけましてオメデトウございます!!

昨年後半はちょっとお休みがちだったZakka日記ですが、今年は毎日更新をまた目指したいと思っています・・と言いつつ、もう5日。

今年最初の日記は、水曜日の割り引きで見た映画『舞台よりすてきな生活』。

雑誌の案内で見て一番気になっていたオシャレな雰囲気の映画で、HPを見たら、イラストもワタシ好みだし、大好きな仮装パーティーのシーンもあるとかで、コレは絶対に見なきゃって思いました。

子供嫌いで、ちょっとお子サマ・・スランプ中の劇作家ピーターが、子供が欲しい妻メラニーが付き合い始めたお隣に越して来た女の子との交流でちょっとづつ変わっていって・・っていうお話で、ストーリーはものすごくスリリングとか感動!!とかっていうよりも、笑いにしてもクスッ・・涙ぐみそうなシーンもジワッ・・っていうさりげなさなんだけれど、とても自然に言葉が繋がっていて、洒落ている。

ワザトらしさが無いっていうのかな・・無理矢理面白くしようとか、感動させようとか・・そんなイヤらしさが無い、大人ナ映画だなと思いました。
ちょっと我が侭で気難しそうな劇作家を演じているのが、イギリスの名優ケネス・ブラナーで、もう雰囲気ピッタリ、そして、子供好きで優しくて美人ナ妻のロビン・ライト・ペンがまた、オシャレで可愛くて、彼女のボブっぽいショートヘアはちょっとマネしたくなりました。

ストーリーは勿論楽しめたのですが、今年も物欲の女の私としては細々したシーンに惹かれました。
テラスをいったん出てから入れるピーターの書斎はどっしりした机や本に囲まれていて、茶色ベースなんだけれど、適度に散らかっていて素敵だし、前の住人が作ったらしき庭の子供用オママゴトハウスは木製で可愛くて羨ましい!!

妻のメラニーが水彩画を描いているお部屋は、日があたって天井も高く明るくて、こんなアトリエが欲しいな〜〜なんて思いました。
そうそう、ここの棚がアンティークの野菜か何か用の、鉄の簡単な枠に、すのこ状のたな板が数段の棚を使ったもので、もっと見ていたい程でした。
足の不自由なお隣の少女エイミーが可愛いインディアンの衣装で踊ってみせるシーンの奥に見える本棚とその上のお人形ははっきり見え無いンだけれど、後ろの白い壁とのコントラストも素敵で、これまた、もっとじっくり見ていたかった!!

そして、スレンダーでオシャレな妻メラニーがはいていた、裾に花柄のパッチワークがついた短かめなジーパンが可愛くて私も欲しいナなんてスタイルも顧みず思いました。
仮装パーティーのシーンは、劇場関係者のオシャレなお家で、仮装も本格的っていうか・・日本ではちょっと真似出来ない程なんだけれど、パーティー自体は、人々の間をぬって運ばれるカクテルを飲みながら数人ずつが話しているっていう、カジュアルで大人なパーティーで、ちょっと羨ましい。

日本だと、パーティーっと言うか、お招きというと、どうしてもお料理が主体ナ感じがするので、こんな風に、マジに仮装して、ただただオシャベリを楽しむパーティーなんてイイナ、開いてみたいナ・・なんて思いました。
東京でも、銀座テアトルシネマでしか上映されて無いのですが、もっとアチコチで公開されればイイのに・・モッタイナイなと思います。

2005年1月5日(水)  No.12

試しに・・
OS10でも出来るのかな・・
2005年1月3日(月)  No.14

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